電子書籍のメリットとデメリット

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電子書籍に良い部分もあれば、紙の単行本や書籍と違いデメリットになり得る部分もあります。確かに電子書籍は慣れてしまうと本当に便利ですが人によっては紙媒体で漫画や書籍を楽しんでいた方が幸せだった…なんて人も出てくる可能性があります。

可能な限りですが電子書籍におけるメリットやデメリットを解説していきます。

電子書籍のメリット

電子書籍の良いところ

購入が手軽ですぐ読める

電子書籍の購入はネット環境さえあればスマートフォン、タブレット、パソコンから購入することが可能。商品をポチポチと選んで決済方法を選んで支払いが終われば、すぐに購入した作品を読むことができます。

本棚が必要ない、持ち歩きも端末のみ

電子書籍はデジタルデータなので管理は電子書籍サービス内もしくは自分の利用するモバイル端末やパソコンで管理することができます。紙の本のようにかさばる事がありません。全て端末一つで管理が可能なので本棚も要らなければ、読みたい漫画は大量に持ち歩くことができます。

電子書籍は劣化することがない

経験ある人は多いと思いますが紙の単行本だと日焼けしたり経年劣化によってボロボロになってきます。売ろうと思っても汚すぎて売れないとか…ですが電子書籍はデータなので劣化しない。日焼けしない。常に新品の綺麗な状態で漫画や書籍を読むことができます。

電子書籍は安い

紙媒体の漫画や書籍より電子書籍は少し安いです。これは印刷にかかるコストがないため。1冊単位でみれば数十円の差ですが年間で大量の漫画や書籍を買う人にとっては大きな差となってきます。また本棚を用意する必要も無いので他の事にお金を使えたり、今まで以上に多くの漫画、書籍を購入可能となります。

文字の拡大も自由自在

電子書籍は文字が小さいなんて文句を言う人がいますがスマートフォンやタブレットであればピンチアウト、ピンチインをすることで画面を拡大縮小することが可能です。少し文字が小さくて読みづらい部分も拡大すれば老眼鏡など一切必要ありません。

暗所でも読書可能

電子書籍を読むための端末はディスプレイなので発光しています。暗闇であろうがディスプレイがライト変わりとなり読書が快適。目への負担、疲労が心配な方は光源を調整したり、夜間モードに切り替えたり、電子書籍用端末を利用したり、ブルーライトをカットするメガネを利用することで目にかかる負担や疲労を軽減することができます。

売り切れる心配がない

電子書籍はデータなので書店のように売り切れ、在庫不足といった問題がありません。電子化されていれば絶対に手に入れることができます。もう書店に朝早くから並ぶ…予約をしておく…なんてことは必要ありません。

無料漫画がたくさん読める

紙媒体の単行本などは包装されており中身を読むことは不可能です。しかし、電子書籍の漫画等は数ページ〜数十ページですが試し読みをすることができます。中身を確認してから購入判断ができるので買って失敗した…なんて漫画は少なくなります。

MEMO

漫画を集めていると本棚にかかる費用って実は馬鹿になりません。その部分でかなり節約できています。あと無料漫画が豊富だから時間を忘れて読みふけってしまうんですよね(笑)

電子書籍のデメリット

電子書籍の悪いところ

端末がないと読めない

これだけスマートフォンが普及しているので電子書籍を読める端末を持っていない人の方が少ないですが、電子書籍はスマートフォン、タブレット、パソコンで読むデジタル書籍です。端末を持っていない場合は電子書籍を読める端末を準備する必要があるのでコストが高くなってしまいます。

端末の電池残量、データ容量の心配がある

電子書籍を読む端末の充電が切れれば読めなくなります。また端末にダウンロード保存する場合は端末のデータ容量に空きが必要となります。保有する数が増えるほどデータ容量は増えてくるので空き容量が圧迫されがちに。

漫画・書籍の貸し借りができない

見せ合うことはできますが、長期間の貸し借りはできません。アカウントや端末を友人に貸しても問題なければ良いですが、恐らくそんな人はいないはず。紙の本のように手軽な貸し借りに電子書籍は向きません。

電子書籍は売買ができない

現状で購入した電子書籍を売買できるシステム、サービスは存在していません。購入した漫画等は読み終われば売却してしまう方には向いていないと言えます。デジタルデータなので中古といった概念がありません。

紙のような手触りを感じることはできない

紙の書籍であれば手触り、捲るといった動作など好きな人は多いと思います。しかし、電子書籍リーダーも頑張っていますが紙の書籍のような手触り、捲る感触には遠く及びません。電子書籍の場合はスマートフォン、タブレットでの視聴が多いので自ずとタップ、スワイプといった動作によってページを捲っていきます。

MEMO

紙の本の手触り、感触が好きって人は多いと思います。後、本棚に並べた時の優越感とか…。電子書籍はそういったモノは皆無。慣れなんですけど最初は寂しいかもしれません。