漫画「節約ロック」感想・ネタバレ！哀愁漂う男の節約生活！

漫画「節約ロック」は大久保ヒロミ先生の新作。浪費癖で彼女にフラれた30歳の男、松本タカオが主人公。彼は彼女とヨリを戻すため…貯金をするために節約生活をスタートさせていきます。

漫画のジャンル的にはコメディ×節約テクニックといった印象です。

ほぉ〜〜〜と唸るような節約テクニックから天然で少しお馬鹿な松本タカオの行動がジワジワと笑いに誘い込んでくれます。自称アマチュアロックミュージシャンであるタカオがステージといった舞台から節約へロックを感じるようになっていくのが面白いです。

主人公のタカオの行動が男性あるある行動なので男性読者は共感が持てると共に「ちょっと節約生活してみようかなぁ〜」なんて気にさせられますよ。

この漫画のあらすじにもありますが、読めば「もしかしたら」お金が貯まっていくかもしれません（笑）

この漫画は以下の電子書籍サービスで無料試し読みが可能です。

漫画「節約ロック」ってどんな漫画？

松本タカオの節約生活を描く漫画です。日常生活で実際に使える節約テクニックを収録しており、節約生活を始めたい方も漫画で楽しみながら学ぶことができます。同時にコメディ要素満載で多くの笑いが詰め込まれた作品。

心に響く節約できた分のお金たち。脳内で奏でる「チャリーン」にタカオはロックを感じます（笑）

豆乳を煮るとできる膜をすくい完成した湯葉丼を食べたことにより、松本タカオに革命が起こります。外で食べれば1000円前後はする湯葉丼。それを家にあった食材だけで調理して0円で食べたことに感動を覚えます。

節約はロック！

言い知れぬ充足感に包まれるタカオの節約生活はここからスタートします。

日常生活あるあるシチュエーションでの節約テクニック

電化製品を何もかもつけっぱなし…よくありますよね…ここから節約をするために契約アンペアを下げる強行に出たタカオ。

漫画「節約ロック」第1巻では上記のテーマに関する節約テクニックや生活の知恵を学ぶことができます。あくまで漫画なのでしっかりとストーリーがあり、コメディ要素満載で描かれるので楽しみながら節約テクニックが身につくのは嬉しい限り。

ただ、休日にお金を使わないで過ごす方法に関して…「それはどうなの…？」と思う部分もありましたが（笑）

節約に関心のなかった私でも飲み代や医療費を節約する方法は目から鱗のような内容。やはり無知って言うのは損をしますよね。

マキコを巡るラブコメ要素もあり！

元カノであるマキコも実は節約家。1巻ラストにマキコの場合の節約術ストーリーが収録されています。

マキコとはタカオの元カノ。
タカオの節約の目的の一つには元カノであるマキコとヨリを取り戻すために節約を行っている部分もあります。

しかし、そこへ最強の節約家である美容器具メーカーに務めるSNSでも人気者の稲葉といった男が割って入ってきます。彼の節約術はまさにプロ級。

1巻ではマキコを巡るライバルになっていくのか不明ですが、タカオは完全に稲葉をライバル視するようになります。この二人の駆け引きや節約を巡るテクニック対決なんかも見所の一つになっていくでしょう。

節約術については稲葉さんを参考にすると凄くお金が貯まるかもしれません（笑）

漫画「節約ロック」感想

節約テクニックに関しては実に参考になる部分が多いです。節約マニアにとっては当たり前のことかもしれませんが、そうでない人にとっては今日からでも始めることができるテクニックが満載。

そして作中の主人公：松本タカオは30代男性のダメ男ぶりがリアルに再現されているのも良し。男性の中でタカオの境遇に近い人ってかなり多いと思うんですよね。

節約ロックを描く作者さんは2017年にドラマ化された「人は見た目が100パーセント」を描いた大久保ヒロミ先生。この漫画に人気が集まれば再びドラマ化される可能性だってあります。メディア化もしやすい作品だと思うんですよね。

ダメ男から一転、節約男に変わろうとする松本タカオの苦悩や葛藤、そして節約テクニックをコメディ要素満載で描いた作品。笑えて参考になる漫画です。是非！

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