漫画「サイソウフレンズ」最終回となる第24話が配信スタート。遂にタイムリープサスペンス漫画に終止符が打たれていきます。
黒井の命を狙う人間が瑠衣だと判明。
学校の屋上に薊と瑠衣が遂に対峙。瑠衣の口から真相が明かされていきます。
全ては些細な出来事の積み重ねによって起こった壮大な事件。本当に悪いのは一体誰なのか…。
瑠衣の底知れぬ闇は高校時代の薊も実は操作していた説が浮上。遂に真実が明かされようとしていきますよ!
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サイソウフレンズ【23話ネタバレ】渦中の二人は屋上へ…クライマックス間近!
サイソウフレンズ【24話】ネタバレ
学校の屋上に上がって瑠衣と対面を果たす黒井に憑依している薊。瑠衣が何故、公佳を殺して黒井も殺そうとしているのか真意を探っていく。
瑠衣は薊が暴君化して壊れたクラスを元通りにしたかったと打ち明けていく。
『薊を暴君に変えたのは私だけどね』
クラスメイトが屋上に集まってくる。そして瑠衣は黒井の命を狙うようになった理由を明かしていく。
自由太に好意を抱いていた瑠衣。
ある時、下駄箱で自由太の靴がある事に気づく。居残りでもして学校にいると思って自由太を探す瑠衣。そこで彼女は黒井と自由太の仲睦まじい姿を目撃してしまう。
『イラッとしたの…黒井さん…あなたに』
ここで初めて瑠衣の心に黒いモヤがかかっていく。黒井を排除する為に瑠衣は自分の手を汚さずに薊を利用していく。
薊が黒井雪を憎むように少しずつ、少しずつ黒井の悪口を吹き込んでいく瑠衣。引き金になったのが名字を間違える事件である。
『薊のことバカにしてるんだよ』
ここから黒井に対して暴君と化していく薊。しかし、薊の周囲にも威圧的になって瑠衣も収拾がつかないほど薊の暴君化が進んでいた。
一連の流れを聞いていたノリコ。
それでも何故、黒井を殺そうとする事になるのか問いかけていく。
『ちげーって!殺そうとなんかしてねーよ瑠衣は!』
やたらと瑠衣を庇う春名。瑠衣の本当の目的は黒井をビビらせて不登校にすることだったと言葉にしていく。
『瑠衣にそう言われたからあんたは私を階段から突き飛ばしたわけね?』
言葉に詰まる春名。
責めるならオレだけにして欲しいとキザな言葉を吐くがノリコの怒りは収まらない。
瑠衣のやってきた事はビビらす程度の内容ではないと切り出していく薊。瑠衣は黒井がいなくなれば全てが元通りに戻ると思っていた事を明かす。しかし、瑠衣の想定外の事態が起きる。
それが公佳の存在であった。
ガラスを割った現場を目撃されてしまった瑠衣。公佳はノリコに怪我を負わせたんだから正直に話して謝るべきだと瑠衣に伝えていく。
言う言わないで揉み合いになる二人。弾みで公佳は転落して命を落としてしまっていた。
『事故だった』
公佳の死は偶然の事故だったと語る瑠衣。しかし、納得できないノリコ。瑠衣は公佳に罪を被せて自殺に見せかけていたからだ。
その理由について瑠衣は打ち明ける。
自分を守る為に罪に罪を重ねる事が癖になっていたと…。公佳の死は望んでいなかったと語る瑠衣。
『黒井が名前を間違えた…たったそれだけの出来事が全てを変えてしまった』
無責任な発言の瑠衣に怒り心頭のノリコ。殴りかかりに行こうとするが春名が止めていく。怒りが収まらないノリコ。黙っていた薊が口を開く。
『薊に悪口を言った…瑠衣がやったことはそれだけ…それだけなんだよ』
そこからは瑠衣一人のせいではないと発していく薊。元凶は薊なんだと声を大にする春名。自由太が口を開く。薊がどうして瑠衣の言葉に煽られてしまったのか…。その真意を言葉にしていく。
『弱くて自信のない自分を必死で隠してる人間だからだよ』
自由太も本当の自分を隠していたので薊の気持ちがわかっていた。悪いのは一体誰なのか…答えのでないモノが広がっていく。
そんな時、洗いざらい話を聞いていた高校時代の薊。ここでは武藤と呼ぶ。彼女が瑠衣に掴みかかっていく。
『違う!私は自分で考えて自分で選んで自分で決めてきた』
悪魔のような顔で瑠衣に突っかかる武藤。春名が瑠衣を助けようとする。足を挫く武藤。弾みで屋上の縁から飛び出してしまう。助けようとする薊。
しかし、負の感情全開の自分自身を見て差し伸べた手を戻していく。
『あんたは薊の黒い部分…未来へ連れていけない』
薊の下した決断はこのまま自分を転落させることであった。自由太と黒井に未来行きへの席を用意して丸く収めていく薊。同時に黒井の憑依していた魂が消えていく。
最後に黒井と約束する薊。
本は閉じておくようにと伝えていく。そして自分の身体に意識が戻る黒井。最後に彼女が泣いていた事を知る黒井。
教室に戻る一同。
親友の公佳を殺された茉莉は瑠衣への怒りを露わにしていく。その様子を見て瑠衣を助けたい春名であったが…ノリコが制止。
『助けちゃダメ…瑠衣のためだよ』
転落した薊。命は助かっていたが意識が戻らない状態で寝たきりであった。眠り続けたまま、大人となって同窓会後に場面が移り変わっていく。
黒井も生きており、自由太との子供がお腹の中にいた。そして二人は薊が入院している病院にいた。彼女の病室では看護婦が腰を抜かしていく。薊が突然起き上がっていたのだ。
『せんせームトウさんが…』
薊が目を覚まして嬉し涙を浮かべる黒井。最後に「私たちは再び走り出す」と告げられて幕引きとなります。
サイソウフレンズ【24話】感想
最悪の結末が過ぎった薊ですが、高校時代から数年の時を得て、寝たきり状態から復帰。そして表情や雰囲気から察するに薊の中身は良い方の薊といった印象。黒井、自由太、薊も助かって主要メンバーはハッピーエンドといった具合ですね。
一方、瑠衣や春名がどうなったのか気になる部分。
本当に小さい事の積み重ねが大きな波を起こすといった印象で思春期の方達には共感できる部分も多いのではないでしょうか。
サイソウフレンズは分冊版だと第1巻~24巻(1話~24話相当)にて完結。学園モノのタイムリープサスペンス漫画に仕上げられており、衝撃の連続で楽しめる作品です。少女漫画のサスペンス部類ではかなりオススメできる漫画なので興味が出た人は是非、読んでもらいたい漫画です!
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