漫画「殺さざる者、生くべからず」は中丸洋介先生の作品。ミステリーとサスペンスが見事に混じり合った期待作であったが、どうやら打ち切りのようで3巻完結の漫画となってしまいました。
最後はいくつもの謎を残しますが、そこに至るまでの過程は非常に面白く、是非続きを描いてもらいたい作品の一つです。
この漫画は将来が有望な精神科医である桜井天彦とテロリストである東ユキオの人格が入れ替わってしまう物語。二人は過去、親友同士であったが、時が過ぎて鑑定人と被疑者といった立場から波乱の物語がスタートしていきます。
いや、この漫画は本当に面白く注目作だっただけに3巻での唐突な結末が悔やまれる作品です。売上が伸びれば新たなシリーズとして続きが読めるかも!?
本当に面白いSFミステリーサスペンスなので気になった方は是非、チェックしてみてください。
この漫画は以下の電子書籍サービスで無料試し読みが可能です。
漫画「殺さざる者、生くべからず」ってどんな漫画?
主人公である桜井天彦は兄の怪死事件を機に精神科医を目指す道へ。イケメンで将来を有望されていた天彦。そんな時、過去に親友であった東ユキオがテロリストのリーダーとして逮捕される事件が起こります。
形は変われど大人になった二人は鑑定人と容疑者といった立場で再会。
しかし、ここから波乱の展開を見せていく物語となっています。
かつての親友と18年振りの再会。天彦の絶望へのカウントダウンが開始されていきます。
精神鑑定中、徐々にユキオのペースに落ちていく天彦。事件は鑑定中に起こります。紙を止めるクリップで手錠の鍵を開けるユキオ。そのまま天彦に襲いかかります。首元をボールペンで刺された天彦は気を失い…。
目が覚めた時、違和感を感じながらも鏡越しに写る自分の姿を見て天彦は驚愕します。
人格は天彦ですが体はユキオとなっていたのです。
一体どういった事なのか…天彦はユキオの体と入れ替わってしまいます。
入れ替わりなので天彦にはユキオの人格が入っています。ユキオは大いなる野望があり、そのために再びテロを起こすつもり。そんなユキオの狂気を止めるため、天彦は警察の厳重警備の隙をついて脱走。
ユキオの野望を阻止すべく奮闘していきます。
漫画「殺さざる者、生くべからず」の結末は?
連載が打ち切りとなり、3巻で完結を迎える「殺さざる者、生くべからず」。引かれた伏線の回収などもありますが、やはり多くの謎を残し、新たな盛り上がりを見せる段階で終了となるのが悔やまれます。
3巻は天彦、ユキオが過去、一緒に時を過ごした鞍馬村を訪れてユキオの秘密を探ります。ここで人格入れ替えのギミック、ユキオとは一体何者なのか…正体を匂わせる描写などあり。
結末に関して最後までユキオと戦い抜く決意を示して終了。(ここから絶対にもっと面白くなるだろ〜っといった所で完結)
管理人
打ち切りはもったいない…これからもっと面白くなるだろう…って部分で完結。電子限定でいいから是非とも天彦・ユキオの決着まで描いて欲しい。絶対に買うので☆彡
消化不良な終わり方を迎えますが、過程は本当に素晴らしいクライムサスペンスです。興味が出た人は是非、読んでみてください。
この漫画は以下の電子書籍サービスで無料試し読みが可能です。