漫画「ふつつかな悪女ではございますが」第1巻をご紹介!
所謂、悪役令嬢転生モノですが少し変わった設定を盛り込んだ作品。皇后候補の病弱体質の女性と悪女が入れ替わる物語。
主役は玲琳といった姫。
病弱だった彼女は悪女の身体と入れ替わり。健康的な肉体を手に入れた彼女は逆境もはねのける強メンタルの持ち主だった!
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ふつつかな悪女ではございますが【1巻】ネタバレ
『忌々しい女!消えるがいいわ!』
冒頭、慧月(けいげつ)によって道術をかけられる玲琳(れいりん)。ここに至るまでの経緯が明かされていく。
玲琳は殿下の胡蝶と呼ばれる雛女(ひめ)。
この舞台の設定が明かされていく。ここでは殿下に仕える雛女が5人。主役である玲琳もその一人である。
簡単に説明すれば5人の姫達から天皇の妻を選ぶような教育が玲琳を含む5人の中で行われていた。
その中で次世代の皇后として最も近い存在だったが玲琳であった。周囲の者達も殿下の隣は玲琳で間違いないとさえ感じていた。
『鷲官長のお耳に入ったら処刑されてしまうわ』
鷲官長である辰宇(しんう)といった男。彼は風紀を取り締まる役人である。後宮内での失言や風紀を乱す人間を始末する辰宇。
一方、冒頭に出てきた慧月の背景も明かされる。
彼女は「雛宮のドブネズミ」といった陰口を叩かれる悪女。
一通りのキャラ設定や背景が明かされた後、後宮内の空に流れ星が流れる。
この世界でも流れ星に願いをすると叶うといった言い伝えがあった。
『天駆ける星よ…もし願いを叶えてくれるというのなら…わたくしは…』
玲琳が流れ星に願いを伝えようとした瞬間。冒頭の場面である。
雛宮のドブネズミこと慧月が玲琳を突き飛ばしていく。その反動で屋敷の2階から下へ落ちていく玲琳。
殿下はすぐに辰宇に命令。
玲琳の救出と慧月の捕縛を命じていく。
玲琳は気がつくと牢の中。目の前には玲琳に付く筆頭官である冬雪がいた。冬雪が伝えてくる。
『我らが雛宮の中…玲琳様を傷つけたその罪…命をもって贖いませ…朱慧月様』
名前を呼ばれて唖然とする玲琳。
彼女は意識が慧月と入れ替わっていたのだ。つまり慧月の身体の中に自分である玲琳の意識が入っていた。
真実を伝えようとするが自分の名前は入れ替わりの事情を説明しようとしても釈明の言葉が声にならない状態であった。
事実を伝える事がどうしようもない現状。
『わたくしを傷つけた罪でわたくしが死ぬのですか…?』
そんな時である玲琳の前に術によって姿を伝えてくる慧月が現れる。玲琳の読み通り、自分の身体には慧月が入っていた。
何故このような事をしたのか尋ねる玲琳。
端的に言えば慧月の嫉妬である。常に周りから守られて愛されている玲琳が許せなかったのだ。
『いいことを教えてあげる』
今後の玲琳の行く末を伝える慧月。獣尋の儀と行われて担当は鷲官長が務めると…。必ず死ぬことになると告げていく。
これを聞いてショックを受ける玲琳かと思いきや…。
もとは病弱であった玲琳の身体。油断すればすぐに気絶するようなヤワな身体だったのだが慧月の身体ではそれがまったく起こらなかった。
『なんということでしょう…これまでは油断すれば気絶するわたくしでしたのに…』
健康的な身体を手に入れた玲琳。処刑目前だが逆に嬉しくなっていく。
さらに処刑など今までもずっと死の恐怖に怯えていた玲琳にとってはなんて事ない出来事であった。
『それってわりと楽勝なのでは…』
鋼の精神を見せつける玲琳。ここから健康的な身体での入れ替わり生活が開始されようとしてい。第1巻は終了である。
ふつつかな悪女ではございますが【1巻】感想
病弱で死と隣合わせであった主役の玲琳が健康的な身体を手に入れて逆境から立ち上がろうとする作品。入れ替わった身体は後宮内でも悪女と称される慧月の身体。
彼女の強メンタルがどのように通用していくのか先が気になる作品。
設定も盛りだくさん。何より描かれる絵がとても綺麗である。今までの悪役令嬢転生モノとは一線を画す物語の作品。
斬新な切り口と魅力的なキャラクター達がとても素晴らしいです!悪役令嬢モノが大好きな人は一見の価値ある作品。一話一話も濃厚に詰まっているのでボリューム満点ですよ!
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