ゴブリン系ファンタジー×エロスを取り入れた異色の漫画「嘆きのアリシア」第1巻をご紹介。この作品は全2巻で完結。前編と後編に分かれています。
作者はH9先生。
主な登場人物は主人公で表紙を飾っているアリシア。他は騎士団の団員や団長となるライアン、リチャード、ヘルトロスといったメンバーが主要人物になります。
アリシアは父親や騎士団にかけられた無実の罪を解決する為、湖に浮かぶゴブリン島へ真相を突き止めに行く事へ。
そんな中で大型ゴブリンに襲われて窮地へ…。
ゴブリンを絡めたファンタジーエロティック作品。価格は1冊165円(税込)そして全2巻で完結です!
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嘆きのアリシア【1巻】ネタバレ
舞台となるのは城郭都市セルビス。
この地では過去にゴブリンが蔓延って人間の手に負えない状態。そこで領主はゴブリンをセルビス湖の孤島に追いやって封じ込める事へ。都市は城壁を作り騎士団で監視。
250年もの間、ゴブリンの侵入を許さなかったが…数ヶ月の間…大型ゴブリンと中型ゴブリンに襲われて身体を弄ばれる被害が多発していた。
さらに事件が起こるのはアリシアが所属するローグス騎士団の管轄地域のみ。
アリシアは事件の真相を探るべく被害者女性から情報を得ていく。被害女性の全員が口を揃えるのは大型と中型ゴブリンに襲われたと…。
『なんてことだ!またしてもリチャード側の管轄なのか?』
領主に叱責されていたのはアリシアの父親であり、ローグス騎士団の団長であるリチャードであった。同じ場にセルビスのもう一つの騎士団であるバイゼン騎士団の団長であるヘルトロスも同席。
ヘルトロスはローグス騎士団の警備が悪いと責任をローグス騎士団へ押し付けていく。
領主もそれに納得。
ローグス騎士団は250年の歴史に幕を閉じてしまう事へ。騎士団から除名され全ての指揮はバイゼン騎士団が総括する事になっていく。ここで薄ら笑いを浮かべるのがヘルトロス。
『遂にワシの代で一族だけのものに…』
騎士団の合同演習場。
アリシアの頭は疑問だらけであった。ローグス騎士団の監視は完璧だったのに何故、ゴブリンの侵入を許したのか…不可解であった。
そんな彼女を心配するのがバイゼン騎士団の団員であるライアン。彼はアリシアに好意を抱いていた。
演習の後はシャワー。
アリシアにとって一番嫌いな時間であった。男社会の騎士団において女性はアリシアのみ。さらに美貌と抜群のスタイルであるアリシア。男性の視線が注がれていく。
下心ある男からの視線を守るのがライアン。しかし、彼もまたアリシアを騎士ではなく女として見ており、下心が見え透いていた。
『俺は未来のバイゼン騎士団の団長になる男だからよ』
そう伝えるとアリシアに求婚。俺で身を固めて子供をたくさん拵えようと提案。しかし、アリシアは拒否していく。さらにライアンとそういった関係には今後もならないと事実上、彼のプロポーズを断る事へ。
場面は変わる。
『お前の娘…アリシアのこともワシに任せろ』
ヘルトロスがリチャードに告げる。真意を尋ねるリチャード。
ヘルトロスはリチャードの娘であるアリシアに子種を仕込むとか下衆い発言をしていく。さらに騎士団にいても所詮は女。子を孕ます事が唯一の仕事だと…。
『黙れ!ヘルトロス!』
自分の娘を悪く言われて怒りが収まらないリチャード。彼は剣を抜いてヘルトロスを斬ろうとしていく。それを制止するのが領主であった。
そして領主の指示なく剣を仲間に抜いた事は処刑に匹敵する重罪であった。アリシアも呼び出されて事情を聞かされていく。
『私の父は騎士として騎士道に反することなどしません…きっと騎士道らしからぬことがあったのでは?』
ヘルトロスは知らぬ存ぜぬ。
とにかく彼は領主に早く処分をしましょうと圧力をかけていく。
ここでアリシアは一連のゴブリン騒動において不可解な点が多いことを領主に告げていく。
『もしかしたら一連のゴブリン騒動はゴブリン島のゴブリンではないのではないでしょうか?』
領主はアリシアの言葉を信じて真相を追求するように命令。
アリシアの推測が当たっていれば騎士団の復活。リチャードの刑を軽くすると約束していく。父の罪の軽減や騎士団の復活をかけてゴブリン島に足を踏み入れていくアリシア。
途中、複数の団員とライアンとはぐれてしまう事態へ。
『ゴブリンを発見したぞ…なんだあのデカさは…』
アリシアの目論見は外れてしまった。ゴブリン島に大型ゴブリンが存在していたのだ。本来のゴブリンは10歳の子供程度。初めて大型ゴブリンが観測されていく。
しかし、大型ゴブリンと普通ゴブリンの様子がおかしかった。ゴブリン同士で揉めていたのだ。
そんな中、隙を突かれて普通ゴブリンに襲われるアリシア。
『いや…やめて…触らないで』
服を破かれ胸や股間を撫で回されていくアリシア。すると大型ゴブリンが怒り、普通ゴブリンを惨殺。さらに言葉を発していく。
『うおぉぉぉーアリシアから離れろぉ!』
そのままアリシアの身体に飛びついて胸に吸い付いていく。さらに股間を刺激していく大型ゴブリン。
最終的にアリシアの股間に自分の股間を挿れていく大型ゴブリンであった。
『ずっと待ち焦がれていたんだぜ!こういう日が来るのをよ!』
何故、ゴブリンが喋って自分の名前も知っているのか…さらにゴブリンに身体を陵辱される窮地。抵抗するアリシアであったが力の差は歴然であった。
ここで第1巻は終了。
嘆きのアリシア【1巻】感想
表紙に写る女性であるアリシアが凶暴なゴブリンに身体を弄ばれてしまう状況へ…。一体大型ゴブリンの正体は…。
ストーリー、エロ要素が上手く噛み合ってまとまっている作品。そして画力が非常に高い。エロ要素を抜きにした王道ファンタジーストーリーも余裕で描けるのではないだろうか。
短編エピソードながら物語の軸もしっかりとあるのでストーリー重視。エロ重視のどちらに比重を置いても楽しめる作品になっている。
興味が出た人は是非、チェックしてみて欲しい!
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