SNSに嗤う女たち【ネタバレ】第12弾!SNS系炎上オムニバス漫画!

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漫画「SNSに嗤う女たち」の内容や感想をご紹介。
SNSに○○○女たちシリーズの最新巻となる「SNSに嗤う女たち」今回は縛先生、かみきわか先生、西優木先生の3人が各エピソードを描いていきます。今回は1冊に全4作品が収録。縛先生が2つのエピソードを担当する形となっています。

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褒めマウント女【ネタバレ】

SNSに嗤う女たち

収録されている「褒めマウント女」は縛先生が描くエピソード。褒めてるんだけど実は嫌味を言っている性悪女であるサオリが主役。とにかく自分は凄いことを周囲にアピール。自慢と相手を褒めつつの嫌味を織り交ぜてマウントを取っていくサオリ。

周囲は「またでたぁ~」と言わんばかりであれば、一人だけ彼女を尊敬する人物がいる。それがホノカ。サオリにとってホノカは顔がいいだけどの頭スカスカ中身ない人間で自分の優秀な引き立て役くらいに思っている。

サオリは友人の結婚式へ出席したのは機に重い腰をあげて婚活に取り組んでいく。

まずは婚活マッチングアプリに登録。人を褒めるのは得意だからすぐに男から誘ってくると括っていたサオリだが…。一行に男性からのアプローチを受ける事はなかった。

そんな時、ホノカから連絡が入る。相談があるから会って欲しいと…。

『ちょうどいいや…ホノカでストレス発散しよう!』

後日、ホノカと合流。実は彼女も同じマッチングアプリを始めていた。さらにホノカは多くの男性からお誘いを受けていたのだ。そして沢山アプローチしてきた男性の中で誰と会うのが良いのかサオリにアドバイスを求めていくホノカ。

誰からもアプローチが来ないサオリにとっては屈辱である。

褒め嫌味マウントでホノカを精神的に追い詰めようとしていくサオリ。しかし、天然娘であるホノカにとってサオリの褒めマウントなど何も効かなかった。むしろサオリの意見に納得していく。

逆に嫌味を言われているように感じてしまうサオリ。

その後、ホノカを見返したいサオリは本腰を入れてマッチングアプリで男性漁り。ハイスペック男性とマッチングできて食事の約束。後日、ハイスペック男子であるアキトと対面して食事へ。

アキトの話が全て自慢話に聞こえてしまい、内心で彼を見下していくサオリ。食事を終えてお会計。次の誘いを待つサオリ。

『次はいつ会えますか?…って言うとでも思いました?』

サオリの心を見透かしていたアキト。逆に彼女へ嫌味を伝えて立ち去っていく。顔真っ赤になって文句だけ伝えて帰宅していくサオリ。その最中、ホノカから連絡が入る。

『彼氏できたよ!サオリちゃんには一番に報告したくって♪』

すぐ電話して褒めつつ、嫌味を伝えていくサオリ。彼女の言葉などまったく効かないホノカ。自分が本当に幸せである事を伝えていく。

『お幸せに』

速攻で電話を切って寂しい背中で帰路につくサオリであった。数年後…サオリの友人達は皆、結婚して子供もいた。しかし、サオリだけは結婚も出来ず…。さらにキャリアウーマンを気取っていたサオリ。実は仕事もろくに出来ないお荷物社員だった事が明かされて幕を閉じていく。

ダサい女の作り方【ネタバレ】

SNSに嗤う女たち

かみきわか先生が描くエピソード。ダサい女の作り方といったタイトルである。

主人公は伊東サチ。
彼氏とデートの予定であったが斎藤つばきといった彼氏の後輩女性がついて回っていた。どうやら途中で偶然出会った模様。

やたらとサチの彼氏である翔太にベタベタして近づくつばき。何かとマウントを取ろうとしたり、サチが精神的に傷つくことばかりを発していく。

そんな中、つばきから就活の相談に乗って欲しいと頼まれるサチ。翔太の後輩といった事もあり、嫌々ながらに承諾。

数日後、彼女と再会。
就活の相談ではなく、只々、嫌味を垂れ流していくつばき。最終的にこんな言葉を告げていく。

『このままだと伊東さんがみじめな思いするから…別れてください』

内心では腹立たしかったサチだが大人の対応。気にしないようにするが以降はつばきのSNSのストーリーにて自分を標的にしているような悪口ストーリーが投稿されていく。

その後もつばきのSNSはチェックしておくサチ。
すると彼女はわざわざ隠し撮りをして嫌味をSNSに投稿していた。さらにサチがストーリーを見たとわかったと同時に投稿を消すつばき。完全に標的にされていくサチであった。

元気のなくなっていくサチ。
翔太からデートに誘われるもつばきの尾行や周囲の笑いのネタなどが怖くてデートを断ってしまう。

そんなサチの異変を感じ取っていた翔太。
サチの自宅に足を運んでイケメンな言葉を伝えていく。

『だって俺さちの彼氏なんだし…なんでも話してくれよ』

場面転換。
サチはつばきの通っている大学に顔を出して彼女を呼び出していく。ファミレスにてグチグチとサチの嫌味ばかり並べていくつばき。実はサチの後ろの席には翔太が聞き耳を立てていた。

『つばきちゃん…本当にそういう子だったんだ…』

つばきの本性を知って、もう自分たちは関わらないで欲しいと伝える翔太。最後のつばきに効く一言を伝えていく。

『散々さちのことダサいって言ってくれてたみたいだけどお前の中身が一番ダサくて醜いよ』

その後、サチと翔太の交際は順調。
一方、大学ではつばきが狙っていた男にフラれた事が広まっていく。実は大学内でも嫌われていたつばき。笑う側から笑われる側に回っていく。

『私はダサくない…ブスじゃない』

どこまで敗北を認めないつばき。ここで幕を閉じていく。

正しい彼女の付き合い方【ネタバレ】

SNSに嗤う女たち

西 優木先生が描くエピソード。正しい彼女の付き合い方といったタイトルである。いわゆるメンヘラ系女子との面倒くさい交際が描かれていく。

主役は昂輝(こうき)といった男子大学生。彼は念願の彼女が出来る。そして高校時代からの女友達である真緒(まお)に報告していく。

昂輝に彼女が出来た事を喜び、馴れ初めを尋ねていく真緒。彼女は笑顔で昂輝の恋を応援すると伝えていく。そんな仲の良い昂輝と真緒を遠くから眺めていた人物。それが昂輝の彼女である舞園愛叶(まいぞのあいか)であった。

大学のキャンパスにて昂輝は愛叶に伝えられていく。

『昂輝くんのスマホに入っている女の子の連絡先…全部消してくれない?』

彼女を不安にさせるのは良くないとよと伝えられる昂輝。取り敢えず考えてみることだけ伝えていく。課題のやり取りなどもあるのですぐに消すのは難しかった昂輝。

その後も愛叶の束縛や嫉妬は激しさを増していく。次第にしんどさを感じていく昂輝。そんな時、事件が起こる。

愛叶は勝手に昂輝のスマホに登録している女の子の連絡先を全消去したのだ。課題のやり取りでどうしても連絡を取らないといけない女子もいる昂輝。しかし、愛叶にはそんな事は関係なかった。

『昂輝くんが悪いんだよ…私だってこんなことしたくなかったのに…』

彼女についていけなくなった昂輝。
一度、真緒に相談する事へ。一度落ち着いて二人で話し合うべきだと伝えていく真緒。SNSに気合を入れる投稿をする昂輝。その投稿に対して頑張れとリプする真緒。

『なんなのコイツ』

そのやり取りをチェックしていた愛叶。
翌日、大学では真緒のことで騒然としていた。捨て垢で真緒の立場を悪くする投稿が流れていく。すぐに犯人が愛叶ではないかと察する昂輝。

『これ君がやったんじゃないの…?』

淡々と反論する愛叶。
終いには悪いのは昂輝だと結論づけいていく。謝って欲しいと告げる愛叶。昂輝は彼女に謝ると同時に別れて欲しい事を告げていく。

もう限界を向かえていた昂輝。
愛叶と別れて、巻き込んでしまったお礼も兼ねて真緒を飲み屋に連れていく昂輝であった。

最後に彼は思う。
自分には正しい友人がいて良かったと…。ここで西優木先生の描く「正しい彼女の付き合い方」は幕を閉じる。

ネトスト義母と使えない旦那【ネタバレ】

SNSに嗤う女たち

SNSに嗤う女たちに収録されている最後のエピソードは再び縛先生が描く。タイトルは「ネトスト義母と使えない旦那」である。ちなみにネトストとはネットストーカーの略称である。

主役はアキ。
結婚式を終えて夫の実家の近くでマンションを借りて新婚生活がスタート。

ある日、義母が訪ねてくる。
彼女の会話内容に違和感を覚えるアキ。話した覚えのない事を知っているのだ。

『ゆうくんったら昨夜、口に合わないからって夕飯残したんですって』

アキは夫が話したのだろうと思う。夜、帰ってきた夫に尋ねていく。しかし、彼は教えていなかった。取り敢えず義母に関係をより良く保つ為に最低限のルールは守って欲しい事をさりげなく伝えて欲しいと夫に告げていく。

しかし、再び義母はアポ無しで訪ねてくる事へ。

さらにまた話した事もない内容を知っているのだ。そのカラクリはすぐに判明する。

『実はあなたのSNS見てるのよ!ゆうくんが教えてくれたの!』

その夜、アキは夫に詰め寄っていく。なんで勝手にSNSアカウントを義母に教えたのだと。監視されているようで良い気がしない事を伝えるが能天気な夫。

それからSNS更新を止めるアキ。
月日が経過してアキの誕生日が訪れる。義母がご馳走したいみたいだから土曜日は空けておいて欲しいと頼まれる。

そして土曜日。
義母が切り出す。SNSが更新されていないけどどうしたのだと。すると義父が察する。アキが義母に迷惑している事を。そして義父は妻からスマホを没収。彼はアキの味方をしてくれる。

スマホを没収されてヒステリックを起こす義母。食事の帰り、夫は伝えてくる。

『なんで迷惑じゃないってはっきり言ってやらなかったんだ…母さんが可哀想だろ』

その言葉を聞いて堪忍袋の緒が切れるアキ。

3日後、アキの様子が心配でイライラする義母。アキの方から連絡して合鍵の場所を伝えていく。義母がマンションにお邪魔してテーブルにあった書類を見ると呆然。そのタイミングで夫も帰宅。

『これどういうことよ…あんたアキちゃんに何したの!?』

テーブルに置かれていた書類は離婚届であった。ネトスト義母と使えない旦那に嫌気が差したアキ。離婚届けを置いて二人との決別を選んでいく。

『あ~スッとした!』

晴れやかな表情を見せるアキ。ここで幕を閉じていく。

SNSに嗤う女たち【感想】

SNSに嗤う女たち

1冊に4つのSNSを絡めたエピソードが収録されている作品。本当に自分勝手な女たちが描かれていく。

この「SNSに○○○女たち」シリーズも今回で第12弾である。もう安定した内容のエピソードが描かれていく。実際にリアルでもいそうなヤバい、痛い女達が描かれていき、SNSを普段から活用する人には共感やあるあるネタ満載の漫画!

是非、気になった人は読んでもらいたいイチ推しのSNS炎上系オムニバス漫画である!

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