漫画「ライミングマン」は今や空前のブームとなっているフリースタイルMCバトルをテーマにした作品。著者は「みんな!エスパーだよ!」「デトロイト・メタル・シティ」などを描く若杉公徳先生。
ヒップホップ、ラップ、MCバトルが好き!なんて方は笑いありで楽しめる作品に仕上がっています。またヒップホップに関する専門用語の解説も入っているので初めてラップやヒップホップに関わる人でも意味を理解しながら読み進めていくことができます。
主人公は売れないラッパーを父親に持つ踏男(ふみお)。高校生。父親のせいでラップ、ヒップホップを憎む彼であったが現場の空気を感じて、考えを変えていきます。青春あり、ラップあり、ギャグ要素ありのMCバトル漫画。
登場人物のコメントはどこで韻を踏んでいるのか考えながら読むのも面白いです☆彡
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漫画「ライミングマン」ってどんな漫画?
第1巻は1話〜9話までが収録。またボーナストラックと称して踏男の父親兼ラッパーであるシャカキングの描き下ろしエピソードも収録されています。
この漫画の主人公である踏男。父親は昔、有名であったが今や売れないラッパーであるシャカキング。
踏男はラップを憎んでいる。その理由は父親だ。自宅では常にラップ調で会話。母親ばかりを働かせて自分はニートのような生活をしているからである。しかし、踏男は幼少期から父親にHIPHOPイズムを叩き込まれてきた経験があり、そこら辺の高校生、ガチラッパーよりもライムフロウも上手なのだ。
ラップを毛嫌いしている彼が父親の事故が原因で代わりにラップバトルに出場するハメに…。
相手は同じ高校の先輩でハイスクールラップバトル東京3位の成績を収めた凄腕ラッパー。しかし、幼少期よりHIPHOPイズムを叩き込まれていた踏男は見事に勝利し、一気にプロップスを集める。
ここから彼のラップ、ヒップホップに対する考えが変化していきます。
踏男をラップに駆り立てるライバルが登場!?
神楽坂家の御曹司である春樹。兄の跡を継ぎバイオリニスト。親の目が届かない所でラッパーをしている。
物語が進行していくと踏男のライバルになるであろう人物が登場します。神楽坂家の御曹司でもある神楽坂春樹です。彼は両親の前ではバイオリニスト。しかし、ばぁやと一緒に外に出ればラッパーへと変身します。
踏男がライムとフロウ重視に対して、春樹はバイブス重視のラッパー。
春樹の熱いバイブス全開のラップに踏男が触発。飲食店で受けたラップのアンサーを返しにサイファーしている春樹の元へ訪れます。
突如、路上で始まった踏男と春樹のフリースタイルバトル。ここで1巻は終了となります。
漫画「ライミングマン」感想
テレビ放映されている人気番組「フリースタイルダンジョン」をたまに観ているので、この漫画は凄く面白かった。所々に韻を踏むコメント。ラップを通した熱き想いなどが詰まった漫画だ。
ある芸能人に似ているキャラなども複数登場して視覚でも楽しませてくれる。
ラップを毛嫌いしているが天性の素質を持った踏男がこれからラップに対してどういった姿勢になっていくのか…高校生なのでハイスクールラップバトルに参加してプロップスを得るのか…など今後も楽しませてくれる要素がたくさん。
次巻も発売されたら是非、購入した漫画の一つになりました☆彡
管理人
この漫画はビートを流しながら読むのがお勧め。フリースタイルバトルの臨場感を味わいながら読書することができます。HIPHOPやラップ好きの方は是非!
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