漫画「私、子供を埋めました」感想・ネタバレ!子供の行方の真相は?

私、子供を埋めました

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黒木里加先生の漫画「私、子供を埋めました」を読んでみました。大洋図書から出版されており、掲載誌・レーベルは『女たちのリアル』になっています。

この作品は表題タイトルを含めて全5エピソードが収録されたオムニバス作品。収録されているエピソードは以下の通りです。

収録タイトル
  1. 私、子供を埋めました
  2. ペット虐待〜殺処分される10万頭〜
  3. 主婦の不倫〜家事と育児やめました〜
  4. 霊感商法〜ダマし盗られた大金〜
  5. 復讐離婚〜夫のアソコは小指くらい〜

今回はその中の表題タイトルにある「私、子供を埋めました」の感想やちょいネタバレを綴っていきます。

この漫画の評価
面白さ
(4.0)
サスペンス度
(4.0)
ドラマ度
(4.0)
読みやすさ
(4.0)
値段
(3.5)
総合評価
(4.0)

サスペンス色の強いヒューマンドラマ漫画になっており、表題タイトルのエピソードは非常に切ない物語となっています。また動物の心を代弁したエピソードなどあり応援したくなるような気持ちの揺れ動く短編が多く収録されています。

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漫画「私、子供を埋めました」ってどんな漫画?

世話をしていた子供が見当たらなくなってしまった所から物語がスタートします。一体どこへ…?

物語の主人公は佐智子(さちこ)といった女性。内縁関係の夫の娘である留奈(るな)が目を離した隙に見当たらなくなってしまいます。

警察に捜索依頼をするも見つからず…。

佐智子は留奈が居なくなった時のことを思い出す描写がされていきます。悪天候なので警察の捜索も中止に。そんな中でも佐智子は必死で留奈を探そうと外へ出ようとします。

実は留奈の行方を知っていた佐智子。消息が途絶えた真相とは…?

留奈の行方を佐智子は知っています。
実は留奈…ある事故によって帰らぬ人へ…。しかし、内縁関係である夫との婚約が破棄されるかもしれないといった不安な気持ちがあり、本当の事を言い出せず、留奈をある場所に隠してしまうのです。

結局、警察の捜査も打ち切られる形に。

それでも内縁の夫は留奈を発見するべく、毎晩のように探しにいきます。

佐智子の前に留奈の母親と名乗る人物が現れてきます。波乱の予感が…。

そんな中、留奈の本当の母親が佐智子の前に現れます。そして佐智子は内縁夫の信じられない真相を聞くこととなります。

実は内縁夫は留奈を探しに行くと出掛けて、浮気相手の自宅へと遊びに行っていたのです。証拠となる写真も見せつけられた佐智子は逆上。

事の真相を内縁夫にぶつけていきます。

漫画「私、子供を埋めました」の結末は?

私、子供を埋めました

さぁ、最後は非常に悲惨な結末を迎えていきます。

内縁夫の本当の素顔を知った佐智子は包丁片手に一突き。警察に捕まり懲役12年の実刑となります。ただ幸せを願っていた女性は子供を隠した事が裏目となり刑務所で12年を過ごすことに。

出所した佐智子は既に35歳。
見た目も老け込んでいます。最後は佐智子が再び子を持つ男と一緒にランチをしています。途中、告白があり、本当の家族、幸せを手に入れることを願ってこのエピソードは幕を引きます。

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管理人

表題タイトルのエピソード以外にもハラハラ、ドキドキ、感動の物語が収録されています。全210ページとボリュームもあり、1巻完結型の漫画です。興味が出た方は是非、読んでみて下さい☆彡

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女の愛憎心理サスペンス

女の愛憎心理サスペンス
  • 1巻配信中
  • 著者 黒木里加
  • ジャンル 女性マンガ
  • 出版社 まんがフリーク
  • レーベル
  • 価格 486円
あらすじ

夫婦で経営しているアットホームな雰囲気の「レストラン・ハロー」…。ここでパートをした主婦は、レストランのママによる計画的な憂さ晴らしの餌食の末、不幸になる――。夫のDVに耐え続け逃げ場の無い女は、パートに来る幸せな主婦たちを家庭崩壊に追い込む事に生きる喜びを見出していて――。 黒木里加がオムニバス形式で描く、悪魔的な女たちの愛憎サスペンス!