漫画「いじめるヤバイ奴」は中村なん先生が描く作品。タイトルから察する事ができるように漫画のテーマは「虐め」を問題にしています。しかし、捻りが入っており、虐める側の加害者が実は被害者でもある斬新な切り口設定。
いじめるヤバイ奴の実態はイジメを強要されており、命の危険を伴っている悲惨な奴なのです…。
そしてイジメを強要している黒幕はイジメの対象となっているヒロイン。好き好んでイジメを受けている彼女ですが目的が不明。そしてミステリアス。
彼女の目的は…？ 加害者にされた主人公の運命は…？ 見所満載で注目作品となっていますよ☆彡
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いじめるヤバイ奴ってどんな漫画？
主人公は仲島といったイジメっ子の男子生徒。ヒロインはその仲島から過激なイジメを連日受ける白咲といった女子生徒。しかし、実態は仲島が白咲から脅されてイジメの強要を受け、嫌々ながらもイジメをしているのです。
イジメを失敗すれば命の危うい拷問が待っている…。
そんな恐怖から仲島はどんな障害があろうとも白咲が満足いくイジメを行おうとしていきます。1巻ではそんな仲島のイジメを妨害しようとする生徒が現れたり、仲島が白咲から抜け出す画策を実行しますが失敗となり逆にクラスメイトから危険人物として認知度が上がったり…。
今までにない斬新で究極のバイオレンスが繰り広げられていきます！
漫画「いじめるヤバイ奴」ネタバレ
障壁となる人物登場で身の危険が…！？
問題なくクラスメイトの同調も誘い平穏に白咲に対するイジメを遂行していく仲島。イジメの強要といった事で精神的にガタが来て、白咲に許しを乞う場面もありながら一切認められず、イジメをしていくことになりますが…。
そんな中、クラスメイトの一人である田中が反旗を翻す行動を起こしていく事になります。
正義感溢れる田中は仲島のイジメ行為が許せなくなり、白咲に対するイジメを妨害するようになっていきます。しかし、イジメの失敗は死と隣り合わせである拷問に直結する事を知っている仲島は妨害を躱しながら何とかイジメを遂行。
しかし、ある日…遂に仲島のイジメは失敗する事に。そして白咲さんから恐怖の自宅呼び出し…。
恐怖の拷問を逆手に取るが…！？
自宅に呼び出された理由はイジメの失敗。田中の妨害など捌いて満足のいくイジメをしろと言い放つ白咲さん。その狂気は仲島が小便をちびる程（笑）
しかし、呼び出しは命の危険が伴う事を把握していた仲島は田中を利用したある作戦を実行していました。
それは田中を白咲宅まで呼び寄せて本当の関係性を田中本人の目の前で見せること。計画は順調通り。田中は部屋の見える場所からカメラ片手に二人の一部始終を収めようと張っていたのです。
しかし、一枚上手の白咲さん。
拷問部屋は外から中が見れない仕様。実態を明かすどころか逆に白咲が田中を利用する事態へ発展。田中を自宅に招いた白咲。そこで仲島は白咲に拷問をする事へ。
この出来事がきっかけとなり、田中の中で仲島＝本当にヤヴァイ奴…といった認知が深まります。以降の田中くんは仲島が本当に怖くなりクラスで大人しく身を潜めるように…。
新たな障壁者が登場！？
田中くんも大人しくなり平穏にイジメができる日々が戻ってきた仲島。そして夏休みとなり新学期へ突入。
ここで転校生が登場。
名前は加藤くん。大柄でイケメンの彼。趣味は？？？の問いに彼は穏やかにそして意味深に答えます…「玩具遊び」。新たな登場人物の登場を軽視している仲島ですが次巻で波乱の展開へ…
ここで1巻は幕引きとなります。
漫画「いじめるヤバイ奴」感想
いじめるヤバイ奴が実はイジメを強要されている可哀想な奴…。逆に本当にヤバイ奴はヒロインであった。なんて設定の注目作品。でもこの漫画はただイジメの逆転現象を起こしているだけでなく、ヒロイン側に秘密がありそうな部分が示唆されています。
過激な描写もあり、テーマも過激。好き嫌いの分かれる作品ですが漫画には非現実的で過激な内容を求める人にとっては楽しめる作品になっていること間違いなし！
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