この漫画は茅なや先生の作品。分冊版と合本版で配信されています。私は合本版を購入。内容としては第1話〜第4話までが収録されています。
この漫画は死の予知夢を見る少女が対象となる男子生徒の死を防ごうと奔走していく物語。人間ドラマあり、ミステリーサスペンス的な要素や舞台が高校なので青春ラブストーリー的な要素も含まれた作品。
対象の男子生徒の死が近づくにつれて鮮明になっていく予知夢の内容。それをヒントに死を免れる方法であったり、死に関わる人間の正体が明らかになっていきます。
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隣の席のヤツが死ぬらしいってどんな漫画?
ヒロインは針原きっかといった女子高生。彼女は人の死を予知夢として見る特殊能力を持った少女。そんな彼女が最近見た予知夢は隣の席の八津尚文が文化祭最終日に死ぬといった夢でした。
傍観者として流れのままに身を任せようとしていた針原ですが八津と関わっていく内に変化を見せていきます。さらに死の日付が近づくにつれて鮮明になっていく予知夢の内容。
そこから八津は何者かに殺される他殺である可能性が浮上。
親密になっていく八津との関係で彼女は八津の死を防ごうと予知夢のヒントを頼りに奔走していきます。
漫画「隣の席のヤツが死ぬらしい」ネタバレ
隣の席でありながら文化祭実行委員にも選ばれる針原と八津。
「最高の文化祭にしようね」
針原に語る八津であったが心境は複雑。針原は文化祭最終日に八津が死ぬ事を予知夢で見ていたのだ。針原は小学生の頃に予知夢を開花。彼女は近い人間の死の予知夢を見る体質であった。
小学生の時、予知夢の内容を学校で口走ってしまい、それは現実となる。それ以来、彼女は学校で「しにがみ」といったあだ名がつけられて苦い思い出を過ごす事に。
そして誰かが死ぬ時だけ見る予知夢に気づいたのは中学生の頃。信じてもらえる訳がない予知夢体質。彼女は心を閉ざしていき、誰かが死ぬ事がわかっていても傍観者でいようと決心。
八津の死に関しても傍観者を貫こうとした彼女ですが八津と関わっていく中で考えが変化を見せていきます。
予知夢で未来を変える事はできるのか!?
八津の優しさや思いやりに触れて徐々に心の変化を見せていく針原。そんな時、針原を庇おうとして八津が怪我を。その出来事を機に針原は予知夢の内容を口走ってしまう事態へ。
学校では昔の彼女のあだ名を知る人物が悪い噂を広めていたり…。
その噂によって彼女が予知夢体質である事を知る八津。そして彼女の言動などから自分が死ぬ事を認識していく事になる八津。彼女の予知夢を信じる八津はある提案をしていく事に。
それは夢日記。
予知夢で見た内容をノートに記して共有。予知夢を助かる為に使おうと前向きな姿勢を見せていく八津。
ここから針原と八津は死を回避する為、情報を共有して文化祭最終日の八津の死に対抗していく事を決意します。
予知夢で死の真相に近づいていく!?
刻々と迫る文化祭最終日。
夢を見る度、徐々に八津の死の内容が鮮明になっていく針原。そこで得た情報…八津は同じクラスの何者かに殺される事。
しかし、八津はクラスの人間を疑いたくないと意見が折り合わない状況へ。
同時に八津に対して何者かが嫌がらせを開始していきます。机の中には誹謗中傷とカッター。ロッカーには赤いペンキと呪うといった文字。それでもヒョンとしている八津。
痺れを切らした針原は自分がクラスメイトを疑い、犯人探しをスタートしていきます。
そして教室の影から二人を覗く謎の人物。彼女は意味深な発言をしていきます。「針原きっかが八津尚文を殺す」…。事の顛末が記されているかのような本をパタンとたたむ謎の人物。
漫画「隣の席のヤツが死ぬらしい」感想
不穏な幕引きをする第1巻。
針原と同じく未来を予知できるような人間がもう一人クラスメイトにいるのでしょうか。
謎が謎を呼ぶ展開が待ち受けていそうな「隣の席のヤツが死ぬらしい」…。1巻は物語の方向性や全容を明かしていく内容だったので大きな展開はありませんが、2巻は波乱が待ち受けていそう。
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