氷の豚は浅田有皆先生が描くサスペンス漫画。女子高生ハッカーである通称「アイスピッグ」とソシャゲで身を滅ぼすフリーター男の「ベスパ」の二人が「闇社会（ファーム）」と呼ばれる組織を壊滅に追い込もうと奮闘する物語。
個人的に物語の設定とかは好み。
少人数の精鋭で多人数の組織に挑むヒーロー漫画っぽい感じ。1巻を読む限り、女子高生ハッカーであるアイスピッグは一億円の賞金首なんだけど危なっかしいと言うか迂闊と言うか…。これから日本の闇社会を牛耳っているような組織と戦っていくには心もとなさがあり。
そこら辺を無視して読めばかなり面白いです。漫画にリアルや論理性を求めていく人にはやや難があるかもしれません（笑）
この漫画は以下の電子書籍サービスで無料試し読みが可能です。
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漫画「氷の豚」ってどんな漫画？
奴隷オークションに出品されるベスパの姿…一体 彼は何をしてここに連れて来られたのか…！？
日本の裏社会を支配する「闇社会（ファーム）」といった組織。ベスパはファームが開催する奴隷オークションに出品される人間を善意で逃げさせてしまう。そしてベスパ自身が奴隷オークションの商品へ。
闇オークションでベスパは一人の金持ちに落札。
主人となる人間はなんと女子高生であった。彼女は自身を「アイスピッグ」だと語る。アイスビッグは都市伝説にもなっており一億円の賞金首。さらに外見は豚のように肥えており、年中アイスを食べている大男だと思っていたベスパは拍子抜けを喰らう。
アイスピッグとベスパで闇社会を葬る！？
元奴隷と奴隷が闇に立ち向かう。前途多難な二人の物語はここからスタート！
アイスピッグがベスパを落札した理由は「正義感」。そして自分の目的のために良い働きをしてくれるであろう目論見があったから。
アイスピッグの目的は闇社会（ファーム）を潰すこと。
その理由はアイスピッグの過去に関係していた。実はアイスピッグ。過去に奴隷オークションに出品され落札された奴隷であった。現在の状況になった理由は作中で語られているので割合するが、要は自分と同じような目に合う人間を居なくさせたい。そのために裏社会を牛耳るファームを潰すといった理念があった。
その目的に賛同するベスパ。
喜んでアイスピッグの奴隷となり、二人は協力してファームに挑んでいきます。
同級生相手に早速ピンチなアイスピッグさん（笑）
巨悪の前に同級生に正体を疑われるお茶目なアイスピッグさん…（笑）
1巻で本丸を相手にすることはなく、アイスピッグを妬む同じクラスメイトの女子グループに嵌められるアイスピッグ。この辺りはちょっと一億円の賞金首とは思えないような無防備な行動をしていきます。
女子グループとチンピラを前に武力で解決しようとしますがハンドガンを当てられて気絶するアイスピッグ。
その際、ロッカーに置いておいたスマホにベスパからメールが…。女子グループのリーダー紀葉がそれを盗み見。
「おぼれた子助けるなんてグッジョブ！さすがアイスピッグ」
チンピラ：木崎からアイスピッグの存在や賞金の話を聞いていた紀葉。山田（アイスピッグの高校での偽名）が賞金首のハッカーではないかと疑いをかけられます。
漫画「氷の豚」感想
これから裏社会の巨大な組織を相手にすると言うのに素人学生・チンピラ相手にピンチを招くアイスピッグさん。可愛すぎます（笑）
しかも今まで正体をバラさず暗躍していたにも関わらず、学生相手に正体を疑われる始末へ。
スキルフルで頭脳明晰に見えるアイスピッグさんですが実はポンコツ…と疑ってしまいます（笑） 絵は綺麗で躍動感もあり、少しお茶目なキャラクターが登場するシリアスな漫画。
アイスピッグとベスパの二人で裏社会の闇を潰すことができるのか個人的に楽しみであり見所です。アイスピッグさんの時折見せるポンコツ具合がネタなのかマジなのか…気になる人は気になる部分だと思いますが、迂闊さが逆に新鮮で楽しませてもらいました☆彡
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