江唯みじ子先生が描く漫画「サイソウフレンズ」第22話をご紹介！
今回は大きな進展があります。
まず黒井の命を狙う犯人が判明。さらに回避できたと思われていた「あの日」が再来される前兆が起こっていきます。
自由太、ノリコもいない状況で「あの日」を回避する事は出来るのか…。そして殺人鬼でもある○○の背景にある闇は一体何なのか…。さらに面白くなってきました！
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サイソウフレンズ【21話ネタバレ】逃げるノリコ…血を流して倒れる瑠衣！？
サイソウフレンズ【22話】ネタバレ
逃げるノリコを追いかけて学校近くの公園までやってきていた薊達。観念したノリコにガラスを割った犯人は公佳ではない事を伝えていく薊。
『キミちゃんが犯人じゃないってどういうこと？まさかまだ犯人は薊説でいこうとしてんの？』
薊は推理してたら真犯人がわかったと伝えていく。そして公佳が言っていた友人達のイメージをノリコに伝えていく。マリモは八方美人。瑠衣はエゴイスト。そして自身の言葉でノリコはヘタレだと付け加える薊。
逃げた理由を尋ねる薊。
ノリコは本心を明かしていく。もう進路も決まっていたノリコ。学校へ行く気はなかった。訳は怪我をした事だけではなく、クラスの問題が多数ある点。学校に行けば武藤がいる事であった。
『今はもう誰かのために何かしたり、薊に立ち向かえる気力ないんだよ』
涙を流して本心を吐露するノリコを見て何も言えなくなる薊。納得して立ち去っていこうとする。
『犯人は誰なの？』
薊はノリコへ伝えていく。犯人はエゴイストであると。ノリコと別れて自宅に帰る中、薊は武藤の写真をばら撒いた日のことを思い出していく。あの日、瑠衣は薊たちと共に帰宅していた。
つまり、階段から突き落とす事はできなかったはず。
そう考えると瑠衣には協力者がいると判断。真っ先に候補として脳裏に浮かび上がったのは春名の存在であった。
その後、黒井の自宅で彼女と家族のやり取りにアドバイスをしていく薊。彼女は自宅で両親に何も話していない事を知る。それは心配をかけたくなかったからであった。
しかし、薊は心配も迷惑もかけてもいいと伝える。大人になった時に恩を返せばいいのだからと伝えていく事へ。
『ちゃんと黒井が大人になれるように私がせっかく守ってあげてるんだしっ』
黒井の中にいる薊は考えていく。
過去の自分が黒井の行った出来事は帳消しにしていいはずはない。断罪されるのは命を狙う犯人の他に自分自身を思い浮かべていく。
翌日、自由太は風邪を引いて学校を休む連絡。
その日、学校へ到着すると薊は春名に呼び出されて体育館へ連れて行かれる。彼は瑠衣から電話が来て、伝えられた内容を語っていく。
『黒井さんに酷いこと言われたの…私…ショックで生きてるのが辛くなっちゃった』
それが原因で瑠衣は手首を切って自殺しようとしたと語る春名。
『は？…』
次の瞬間。体育館の倉庫から手が伸びてくる。武藤やマリ、そしてキヨもいた。彼女達は体育館倉庫に薊（黒井）を閉じ込めていく。
状況を整理しつつ、瑠衣の協力者が春名である事に強い確信を覚えていく薊。未来でも黒井が自殺ではないと言った時に一人でムキになって突っかかってきた事が違和感だった事を明かしていく。
倉庫から脱出しようにも自由太は風邪で休み。ノリコはヘタれて学校を休み。春名達は武藤側へ。
ここで薊は思い返していく。
どうして「あの日」に自由太は学校にいなかったのか…。いれば死ぬ気で黒井を助けようとしたはず。つまり学校へ来ていなかった。何故なのか…。
『風邪で学校を休んでた…？』
この状況を整理して気付く。今の状況は「あの日」自分自身が黒井を閉じ込めた場所だと…。
一方、学校の正門ではノリコが訪れていた。緊張して学校に足を踏み入れるのを躊躇っていた。
体育館倉庫にて「あの日」の悲惨な光景を思い出して、これから自分が仕打ちを受けると思うと身体が震えだしていく薊。一方、幽体化している黒井は呑気な顔。
『武藤薊も無敵じゃないと思えてホッとする…薊さんと武藤さんの決定的な違いってなんだろうね』
黒井のこの言葉が打開策のヒントになる。
今の自分は皆からどう思われていたのか知っている。しかし、高校時代の自分は女王様気取りで周りの本心を知らない。これが大きな違い。
『よし、逆にクラス全員が集まる場所を利用してやろう』
場面転換。
教室には何喰わぬ顔で登校してくる瑠衣の姿があった。
サイソウフレンズ【22話】感想
黒井雪の命を狙っていた人物は瑠衣で確定した模様。そして彼女には協力者の存在があった。それが春名なのか…それとも別の人物なのか…。
同時に黒井の精神を徹底的に追い込む「あの日」が再来してしまう事態へ。
黒井の中にいる未来の薊は最悪の状況を打開できるのか。そして闇深き女…瑠衣。彼女の中には何が眠っているのか。目の離せない展開が差し迫ってきました。
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