コメディとグルメがとことん好きな人にこの漫画は是非、読んで欲しい。
とにかく面白い!
そして主人公である佐々木幸子が素晴らしく可愛いのだ♪
漫画「忘却のサチコ」は阿部潤先生の作品。現在10巻まで販売されており、未だ人気の衰えないグルメ漫画です。
コメディ×グルメは星の数ほどありますが、ここまで読者を惹き付けてくれる漫画は早々にありません。一見、完璧に見えるサチコも実は人の子。平静を装っていてもオバちゃんにもたれ掛かって泣き叫ぶシーンなんかは笑いながらも感動の瞬間(笑)
読んでない人にはなんのこっちゃ、わからないと思うので「忘却のサチコ」がどんな漫画なのか、ちょいネタバレ込みでご紹介させて頂きます。
一言で表すならこの漫画「最高\(^o^)/」とだけ言っておきましょう(笑)
この漫画は以下の電子書籍サービスで無料試し読みが可能です。
漫画「忘却のサチコ」ってどんな漫画?
主人公は文芸誌編集者であり、鉄の女と称される佐々木幸子。通称サチコです。
物語の始まりはサチコの結婚式から始まります。相手は同僚も超イケメンと称する「俊吾さん」。お色直しで楽屋へ戻り、新しい衣装に着替えて式場に戻ると新郎の姿がありません。
そんな事に一切の動揺を見せずに淡々と結婚式の段取りを進行しようとするサチコ。そこへ小さい子供が手紙を持ち、現れます。普通ならサプライズかぁ〜なんて思いますが、手紙に記されていた言葉は一言…。
まさかの結婚式当日…しかも最中に新郎が居なくなる(逃げる)…といった事態が起こります。
それでも鉄の女:サチコは動揺をしません(笑)
招待した人間に謝罪をして、結婚式も中止。何事もなかったかのように平然と仕事をこなすサチコですが、会社から離れると「俊吾さん」への思いが込み上げてきて路上で泣き叫んでしまいます。この時のサチコさんの泣き顔が可愛いぃぃぃ♪
この辺りは使い古されたネタであり、グルメ要素を微塵も感じることはできません。
サチコさんがグルメ道をひた走ることになるのはここからです。
ふと、入った定食屋のサバ味噌煮定食を食すといきなりグルメ漫画風になっていきます。今までのサチコは食事は仕事の二の次でした。栄養さえ摂れれば良いといった感じで蛋白な食生活。
しかし、定食屋のサバ味噌煮定食はご飯とサバの反復作業が止まらないほどに箸が進む、進む。
食事を終えたサチコは気が付きます。
ご飯を食べて至福の時間に浸っている時は婚約者であった俊吾さんのこと忘れられる。
そうです!
俊吾さんの事が頭をチラつかない『忘却の瞬間』を求めてサチコは美食を追い求めていくようになります(笑)
忘却モードに入ったサチコさん。その境地はまさに菩薩と同等(笑)
ここからサチコの忘却の美食道がスタート。
ただ全編がグルメではなく、担当する作家さんとのやり取り、忘れきれない俊吾さんを追い求める場面なんかもあります。
もう第1巻を読むだけで佐々木幸子のファンになること間違い無し!鉄の女と称されるだけあり精神的には屈強な女性ですが時折、見せる弱さや天然具合が可愛さと面白さでお腹一杯にしてくれます。
漫画「忘却のサチコ」グルメ漫画としてはどうなの?
基本、グルメ漫画なのでサチコの食レポであったり、飯が美味そうに見えることは大切ですよね。安心して下さい。サチコの食レポは面白いし、描かれる飯も超美味そうですよ!
サチコの食レポ
ギャグ・コメディ感を効かせた軽快な食レポは読んでいて面白い♪
サチコの食レポを読むとこっちまで美味しい食事をしたくなります。ギャグが効いていたり、コメディ感が強かったりと退屈しない食レポです。グルメ漫画が苦手な方もサチコの食レポは大丈夫なはず!
美味そうな飯と食べっぷり
食事中のサチコに恥じらいは一切ありません。飯を美味しく食べるためなら犠牲を厭わない姿勢です(笑)
サチコは忘却の瞬間を求めるためなら体を酷使します。腹を減らせるために学生とマラソンしたり、時には忘却過ぎて無銭飲食をしたり(笑)
私はグルメ漫画をあまり読まないのですが「忘却のサチコ」だけは本当に楽しく読ませて貰っています♪
グルメ漫画を敬遠していた方も是非、忘却のサチコを読んでみて下さい。堅苦しさがなくサチコが可愛く、時にはおバカで最高に面白いです。漫画のテンポも良くてサクサクと1冊が読めてしまいますよ♪
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