御手洗家、炎上する【6巻ネタバレ】13年前の真相・母の無実を晴らす物語…最終局面へ!

御手洗家、炎上する(6巻)

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藤沢もやし先生が描く人気サスペンス漫画「御手洗家、炎上する」最新刊となる第6巻の電子単行本が配信開始。今回は第25話〜29話までが収録。

今回、御手洗真希子を遂に追い詰めていく杏子が描かれていきます。真希子のマネージャーとなって水面下で交友関係、火事に繋がる証拠を探り続けていた杏子や柚子達…。

多くの協力者も得て、ようやく自身の正体を真希子に突きつけていく杏子の姿は痛快!ではでは第6巻の内容をご紹介していきます。

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御手洗家、炎上する(5巻) 漫画「御手洗家、炎上する」5巻の感想・ネタバレ!強力な助っ人を得て包囲網強化へ!?

御手洗家、炎上する【6巻ネタバレ】

25話ネタバレ

真二に捕獲されて13年前の火事を調べているのではないかと探られていく柚子。上手く誤魔化しながら真二を撒こうとする柚子でしたが、勝手に付いてこられる事へ。

柚子が向かった先は母親が入院している病院。

病室に入らず、外から柚子の母親の様子を見遣る真二。見えた細く弱々しい腕や手を見て過去を思い出していきます。お見舞いも終わって柚子と帰路へつく中、柚子や杏子達の母親・皐月との思い出を語っていく真二。

まだ小さなかった真二でしたが、皐月に優しくしてもらい恩を感じていた側面もありました。柚子の母を想う気持ちを聞いてやるせない気持ちの真二。

柚子を抱きしめて自分も13年前の火事について協力する事を伝えていきます。嘘、偽りのない真二の言葉に嬉しさを感じて火事についての調べている情報を話そうとする柚子。

しかし、真二の洋服の胸ポケットに盗聴器が仕掛けられている事を察知します。杏子の言っていた言葉が脳裏に浮かぶ柚子。真希子は夫や息子も利用する性悪女。ここで真二に調査内容を話したら真希子に知られてしまうと直感した柚子は態度を急変。

真二を突き放していく事へ。
彼も柚子から辛辣な言葉を受けて言葉を失っていきます。もう会わない約束をして去っていく真二。

その後、帰ってきた真二のジャケットから忍ばせておいた盗聴器を回収していく真希子。一方、真二に約束をすっぽかされた葛木七海。真二の謝罪メールに『クソが…』と呟き…SNSの愚痴アカウントに毒を吐き出していきます。

26話ネタバレ

葛木七海といった女子大生の人格が明かされていく。清楚な見た目と反して中身は性悪の強欲女である七海。

彼女の現在ターゲットは御手洗真二であった。彼と交際、結婚して人生イージーモードを手に入れようとしていた七海であったが、真二を思い通りに手懐ける事が出来ず、苛立っていた。

そんな中、積極的に真二へアプローチした事で映画デートをする事になる二人。しかし、柚子と真二の対面で七海はすっぽかされていた。約束を破られて4日。

真二は風邪をひいており、学校も休んでいた。七海は真二のお見舞いで自宅まで顔を出していく。同時に攻め時だと思っていた七海。彼へご飯を作る為、材料も用意。自宅へあがらせてもらうことへ。

料理が出来上がるも寝てしまっていた真二。七海は勝手に御手洗家を物色することへ。2階に人影をみた七海。階段を上がって確認しようとすると真希子と遭遇。

真二は体調が悪く離脱。
真希子は七海と二人きりで会話する場を設けていく。

そして腹黒い女同士…探り合いが始まっていく。一瞬で七海の本性を暴いていく真希子。同時にどこかで感じていた真希子への違和感が確信へ変わっていく七海。

真希子は自分と同類の人間である。

直感で真希子も腹黒の性悪女であると察知した七海。態度を急変。自身の本性を曝け出して真希子とやり取りしていく。しかし、他人の人生を乗っ取り生きてきた真希子。七海とは格が違った。

真希子の圧倒的な圧は七海を飲み込み、勝利。

『二度と私の家に入ってこないで…』

完全敗北の七海。苛立ちを抑えられない七海は帰り道で「クソが」を連呼。同時に切り札を出していく。真希子の本性が現れていた先程の会話をスマホで録音していたのだ。

七海は愚痴アカに御手洗真希子の本性と称して録音した音声データを投稿していく。

27話ネタバレ

声質から信憑性の高かった七海の愚痴アカで拡散された御手洗真希子の本性音声データ。瞬く間に拡散されてSNSやマスコミ、メディアで話題になっていく。

一方の柚子は13年前、母親の綴っていたブログ「エリーゼ」に扮した真希子の正体を知っているであろう「ムジナ」を突き止めようと奔走していた。そんな中、13年前の火事の日の大事な一部始終を思い出せそうで思い出せない柚子。

一矢報いた七海の前には山内しずかとして杏子が接触を図っていく。

彼女が七海に接触した理由は音声データの削除。別人であった事の謝罪を取り付ける事であった。杏子は調査して得た七海のパパ活証拠写真を提示して脅していく。

ここで完全敗北する七海。
音声データの削除、謝罪を受け入れるも最後に杏子に対してコーヒーを頭からぶち撒けていく。同時に杏子の中で御手洗真希子の監視目的でマネージャーになったはずが、彼女に上手く使われている事に虚しさを感じていく。

そんな落ち込んでいる時、希一と久しく対面する杏子。彼の手料理が身にしみて元気を得ていく。英気を養った杏子。一方、七海が謝罪やツイート削除した事でほとぼりが冷めた真希子であったが、まだ余波のせいでネットでは叩かれる場面も多数あった。

そんな中、たまたま目に入ったブログ。
読んでいく胸騒ぎを感じていく。「M」と称した人物の過去を告白すると言うブログ。この投稿者は柚子達が探していた人物と同じ名前の「ムジナ」であった。

28話ネタバレ

ネット上のムジナの存在にいち早く気づいたのは杏子や柚子の親友であるクレアであった。直ぐに柚子に連絡するクレア。柚子も突然、ムジナがネットに降臨した事に驚いていく。

真希子も動揺を隠せない様子…。
そしてムジナとの思い出が回想として蘇っていく真希子。

エリーゼに扮してムジナと会った事で世界が広がっていく真希子。エリーゼとしてファンミーティングに参加してチヤホヤされたり…。次第に皐月の人生を乗っ取りたい願望がここから芽生えていく。

同時にムジナのブログは一気に読者を獲得していき、ブログに記載ある芸能人「M」とは誰なのか…憶測や考察がネットでも話題になっていく。

再び真希子はムジナとの思い出が蘇っていく。
ムジナは真希子の扮したエリーゼは偽物である事に薄々と勘付いていた。真希子にとってムジナは嫌な存在。そんな事が明かされていき、場面は柚子へ。

気圧のせいなのか体調の悪い柚子。
寝込みながら13年前の大事な一部始終を思い出していく。火事の日、母の部屋にいたのが真希子であった事を…。柚子の中でも火をつけたのは真希子であると確信を持ち、憎しみが膨れ上がっていく。

29話ネタバレ

13年前、火事の日に真希子が母の部屋にいた事を思い出し、クレアに伝えようとする柚子。スマホを着信履歴を見ると市原からのたくさんの着信があった事に気づく。

折り返すと真希子に自分達の裏工作がバレてしまったと語る市原。そしてタイミング良く柚子の自宅を訪れてくる真希子。

御手洗家まで連れて来られる柚子。
外で真二と遭遇。柚子の体調の悪さに気づいた真二は父親に診てもらう事を提案。診察をして落ち着いた状態で柚子に話を聞いていく真希子。

13年前の火事は真希子の仕業だと声をあげていく柚子。しかし、火事の日はアリバイがある事を告げていく真希子。柚子の記憶だけでは証拠として不十分。真希子が柚子を追い込んでいく。

柚子はムジナのブログ記事も引き合いに出して真希子を追い込もうとするがムジナのブログ記事は全て削除されていた。さらに考察サイトも何故かネットから消えていたのだ。

焦る柚子に近づき、小声で呟く真希子。

『あんなもの、こっちの都合でいくらでももみ消せるのよ』

万事休すの柚子。
憎い真希子に掴みかかっていきます。真希子に渡り合える術がなくなり、諦めかけていた時、リビングの扉が開き、杏子が入ってきます。彼女は真希子に今後のスケジュールをツラツラと語っていきます。

『ちゃんと始末しておきましたよ…ムジナさんの暴露記事…』

話題にあがっていたムジナの記事は削除したと面々の前で告げていく杏子。真希子も焦りだしていく。何を言っているんだと…。同時に杏子が攻めに転じていきます。

本当のムジナは御手洗真希子の事など知らなかったと…。そしてネットで騒がれたムジナのブログや考察サイトは全て嘘であり、自分が作り上げた偽サイトである事を明かしていきます。

目の前にいる山内しずかが一体何者なのか…体を震え上がらせていく真希子。

そして山内しずか(杏子)はムジナから得た13年前のファンミーティングの写真を多く提供してもらっていました。そこには火事の日である12月21日に開催されたオフ会の写真がありました。

その時、着ていた真希子の服。それは防犯カメラに映っていた洋服と同一だったのです。

言い逃れできない写真に動転していく真希子。写真は加工だと苦し紛れの言い訳をしていきます。しかし、ネガもあるので確認するかと追い打ちをかけていく山内しずか(杏子)。

追い込まれていく真希子…。
そして遂にしずかは自分の正体を真希子に明かしていきます。

『お久しぶりです、真希子さん。御手洗杏子です』

ここで第6巻は幕引き。次巻へ続きます。

御手洗家、炎上する【6巻の感想】

御手洗家、炎上する(6巻)

遂に13年前の火事の証拠を捉えて突きつけていく事に成功した杏子達。自身の正体も真希子に明かしていきます。この場面は本当に痛快!ようやく真希子を追い詰めたといった具合で非常に気持ちの良い場面でした!

巻末に次巻予告があり、真希子陥落といった文字がありますが、どうやら一筋縄ではいかない模様。逃げようのない証拠が出てもまだ足掻く真希子もしぶとい…

杏子も正体を明かしたので後1巻〜2巻程度で完結を迎えそうな雰囲気。

杏子達には乗っ取り強欲おばさんを叩き潰して欲しい限り!次巻も楽しみな漫画。藤沢もやし先生の漫画は感情が揺さぶられる漫画が多く非常にお勧めです。是非☆彡

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