けだものたちの時間【19話ネタバレ】わかり合えるのはやっぱり今井だけ！？

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big brother先生の描く漫画「けだものたちの時間」最新話となる第19話の内容をご紹介。

今回、今井が熱を出したことから考えの違いで口論になる二人。愛理は優斗に今井の境遇を明かしていくが納得できない部分も…。そして優斗から聞きたくない言葉を耳にしてしまう愛理。

自分の秘密を共有して理解できるのは今井しかいないのか…。わずかだが二人の間に亀裂が入るような内容に仕上がっている。

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けだものたちの時間【19話】ネタバレ

モデル仕事をしてスタッフに差し入れをして自宅に帰る愛理。彼女はスタッフの間でも裏表がない子で評判であった。

そして自宅に戻ると優斗が電話をしていた。テーブルの上には母親からの手紙。彼が電話で誰と会話しているのかすぐに察する愛理。一瞬で気持ちが冷えていく愛理であった。

『旅行のお土産送ってくれたんだって…代わる？』

仕方なしに母親と会話していく愛理。一気にテンションが下がる。電話の後はすぐお風呂へ。

『いえない…いいたくない…もう誰かに打ち明ける事もないだろう』

母親と連絡した事で父親にされてきた事を思い出す愛理。

休日になる。
今井が風邪をひいたのか37度の熱を出していく。焦る愛理。彼女は女子会もキャンセルして今井の看病へ。少しだけ苛立つ優斗。

『万が一のことがあったら…困るの？死んだら困るの？』

素朴な疑問を投げかけていく優斗であった。否定はしないが今井の境遇を知っている愛理。どうしても彼を見捨てる事が出来なかった。

場面は変わってまだ今井に監禁されていた時へ。彼から聞いた伯父さんとの話を思い出していく。

今井の伯父は彼を気にかけてくれる人であった。洋服を買ってくれたり、食事を食べさせてくれたり…。今井は一度、家を出て伯父に助けを求めてにいっていた。しかし、彼は自分を助けてくれるかもしれない伯父にも裏切られていく。

『似てるなぁ…京子の若い頃そっくりだぁ…お母さんには内緒だぞ』

今井に伯父にも身体を求められていた。

そのから自宅に戻って彼は逃げる事を諦める。誰も助けは来ないし、逃げたら殺される。自分が生き残る術はお父さんの代わりになって母親を相手するしかなかったと。

そんな今井の過去話を聞いて驚愕する優斗。

『でも俺はあの男のことは一切信用してない…愛理にも殺人のこと…ずっと隠して嘘ついてたんでしょ？』

今井が愛理に話した内容も全て狂言の可能性である事を指摘する優斗。しかし、それだけは絶対にない強く否定する愛理であった。同じ境遇で一度は心を通わせた相手。愛理には彼が嘘をついていない事がわかっていた。

場面は今井の高校時代へ。
彼のもとには児相の人間が何度も訪れていた。そして彼の保護に向けて動いていた。あとは今井が自身でSOSを出してくれれば保護できる状態であった。

しかし、児相の人間が差し出す手が伯父の手に見えた今井。寄り添っても裏切られると痛感していた彼は児相の人間を追い返していく。

愛理は彼からそんな話を聞いたと優斗に伝えていく。

『要するに親のせいで人殺しになったっていいたいの？』

愛理から聞いた話もあまり納得できない様子の優斗。彼とはやはり考えが合わない事を痛感していく。そして愛理にとって優斗からショッキングは言葉を聞くことへ。

『…ていうか家族ととかよくできるな…ありえない…気持ち悪い…』

その言葉を聞いて愛理も便乗するが自分が父親にされた事を絶対に彼に言えないと感じたのか…頭を抱えて塞ぎ込むことへ。

ここで第19話は終了。

やはり心の中に今井がいる愛理。彼の体調が崩れたりすると心配で何も手を付けられないような状態へ。そして優斗の言葉で彼には絶対、自分の秘密を打ち明けられないと感じたのだろうか…。悲しい顔をしていく。

二人の間に見えない亀裂が入ったような内容であった。

優斗は本当に良い奴だと思うが、壮絶過ぎる過去を持つ愛理や今井は理解できなくて当然だと思う。ここから二人の関係が拗れなければ良いが…。

どんな結末が待っているのか…今から楽しみな作品である。

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