漫画「ふつつかな悪女ではございますが」第12巻をご紹介!
前半は朱慧月の身体の中身が玲琳である事を知った莉莉と冬雪とのやり取りなどが中心。
後輩は玲琳の身体が回復した事を祝う茶会が開始されていく。そこに集う貴妃や淑妃、皇后の面々。一悶着ありながら皇后と朱貴妃の雛宮時代の関係が明かされていく事へ。
朱貴妃は何か黄家である皇后に恨みを持っているのか…。玲琳の病の元凶が朱貴妃ではないかと疑いの目を前回、向けだした朱慧月。黄家を貶めたい理由が朱貴妃にはあるのか…!?
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ふつつかな悪女ではございますが【11巻ネタバレ】玲琳の病はある人物からの呪いだった!?
ふつつかな悪女ではございますが【12巻】ネタバレ
目の前にいる朱慧月の中身が玲琳だとわかって涙を流す冬雪。
『玲琳様に合わせる顔などありませぬ』
見抜けなかった事の責任を感じていく冬雪。顔を上げない彼女に玲琳は自ら屈んで視線を合わせていく。
そして冬雪にどうして気づいたのか尋ねていく。
病から目覚めた本人に直接確認をしたと告げていく冬雪。彼女の雰囲気から脅して吐かせた事を察する玲琳であった。
同時に冬雪も何故、救いを求めなかったのか玲琳に尋ねる。しかし、入れ替えや道術についてを話そうとすると言葉が出せない玲琳。また莉莉がまったく驚いていない様子に違和感を感じる。
『まぁ…薄々察してましたから』
莉莉はもし朱慧月=玲琳だと尋ねてしまったら不思議な縁が消えてしまう気がして聞く事が出来なかった胸の内を明かしていく。
一方、玲琳と莉莉のやり取りを見ていて馴れ馴れしい莉莉に対して横槍を入れていく冬雪。
『あなたも牢では威勢のいい口調だったではありませんか…』
ぐうの音も出ない冬雪。
玲琳を見抜けなかった罪として目を抉ってお詫びをしようとしていく。
冷静になるよう冬雪をなだめる玲琳。同時に自分の口から説明できないので会話の主導権を握ってもらわないと困る事を伝える。
『もしや…なんらかの口封じを…』
道術によって口封じされている事を察して朱慧月への怒りがさらにこみ上げていく冬雪。
しかし、玲琳はこの状況に感謝している事を告げていく。冬雪の怒りは収まらず朱慧月を殺ると物騒な事を言い出していく。
暴走しそうな彼を咎めて贖罪の手段として3つの約束を冬雪としていく。
朱慧月への攻撃は禁止。黄麒宮を辞めてはいけない。殿下や陛下に真実を告げてはいけない。この3つを守る事が償いと称していく玲琳。彼女に仕える身の冬雪。納得するしかなかった。そしてひとまずは黄麒宮へ帰っていく冬雪。
『やっぱりあんた…黄玲琳様だったんですね』
莉莉の中で玲琳との別れが近い事を察して悲しい気持ちになっていく。
朱慧月の身体で無茶をした玲琳。まだ体力も回復しておらず…莉莉から丸一日は寝台から動くぬように指示をされていく。
場面は翌朝へ。
金清佳は叔母である金淑妃と言葉のマウント合戦を行っていた。
金清佳は妃と雛女による玲琳の回復を祝う茶会に出席。しかし、そこはここぞとばかりに玲琳を批判する茶会となっていく。周りの玲琳を批判する言葉に苛立ちを見せる金清佳。
『今日は我が雛女…玲琳のために足労を掛けたな…礼を言う』
玲琳の回復を祝う茶会なのだが悪態をついていくのが金淑妃である金麗雅。黄麒宮の女ボスであり皇后でもある女帝は麗雅の言葉に対して静かなる怒りを見せていく。
『おまえの声はときどき耳障りだ』
淑妃の無礼を清佳が詫びていく。それを皮切りに皇后達は昔話に花を咲かせていく。
『金淑妃が妾に敬意を払えぬのもわかるさ…雛宮時代の妾は落ちこぼれだったからなぁ』
皇后達がまだ雛女の時代。
最も輝いていたのは朱貴妃だった事が皇后の口から明かされていく。
過ぎた話だと謙遜する朱貴妃。最後に皇后と朱貴妃の関係が明かされていく雛宮時代…現皇后と朱貴妃は最も親しい仲であった事が。ここで第12巻は終了。
ふつつかな悪女ではございますが【12巻】感想
今回、大きな進展はありませんでしたが莉莉、冬雪に中身が玲琳である事が知れ渡る事へ。玲琳との別れを惜しむかのように複雑な感情が莉莉の中に押し寄せていきます。
そして茶会が開始。
嫌味なおばさんである金淑妃は皇后の一言で黙りする事へ。この場面はとても痛快でしたね。
そして皇后と朱貴妃の関係が明らかになっていく今回。親しかった二人が今はどこかしこりのあるような関係。
前回で朱貴妃が病の元凶である可能性も出てきたのでここから波乱が巻き起こる可能性が高まってきましたね。朱貴妃の中に恨みがあって黄家を陥れたい闇があるのか…。
今後の展開からも目が離せませんね!
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