漫画「煉獄女子」は「屍囚獄(ししゅうごく)」を手掛けた室井まさね先生の新作漫画。竹書房から出版。バンブーコミックスにて連載されています。サイコサスペンス好きは必見の恐ろしい展開を見せていく物語。
主人公である浦辺詩音(うらべしおん)が外部入試で入学してきた瀬尾霧恵(せおきりえ)と仲良くなっていく過程で様々な事件が勃発。
1巻で犯人が誰なのか正体は明かされませんが、読者からすると普通に考えて残虐かつ猟奇的な事件を引き起こしているのが瀬尾霧恵に見えます。真相はどうなんでしょうか。サスペンス色が強く今後の展開に期待値大の漫画です。
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漫画「煉獄女子」ってどんな漫画?
詩音と霧恵。積極的に霧恵と仲良くなろうとする詩音。何か魂胆がありそうだが、今はまだ不明。
主人公は浦辺詩音。実は学校のあるグループから虐めを受けており、いつもボッチです。そこへ外部入試から入学してくる瀬尾霧恵と仲良くなります。1巻の主な登場人物はこの2人と詩音を虐める伊島率いるグループ。
霧恵と仲良くなり、嫌がらせできなくなることで伊島率いるグループは霧恵に嫌悪感を抱きます。
今まで学校では虐めを受けており、自分に優しくしてくれる生徒がいなかった詩音は少し救われた気持ちになりますが、霧恵の手首にあるリスカを見てしまったり、猫の死体を見ても笑って「やぁねぇ」なんて言う霧恵に少し恐怖を感じます。
詩音は一般的なごく普通の女子高生ですが、霧恵に関しては得体、底の知れない女子高生といった感じです。時折、狂気に満ちた表情を見せたりする場面もあります。
霧恵がいつも一緒にいることで詩音に虐めをできない伊島グループは2人を引き裂くため、あの手この手で2人の仲を分断しようとします。
黒板には「MEMENTO MORI」といった言葉が刻まれ、残虐的な事件が起こっていました。
一方、別の学校では生きたまま眼球をくり抜かれ、全身を切り裂かれていた残虐な事件が起きていました。実はこの学校、霧恵が詩音のいる学校へ入学前に在籍していた高等学校でした。しかも…事件の被害者は霧恵の親友だったことも判明していきます。
当然、警察も動き、親友であった霧恵も取り調べを受けます。
そして学校では霧恵に関する良くない噂も飛び交うように。唯一の友人である詩音も完全には霧恵のことを信じていません。学校へ来なくなった霧恵は入院しており、病院内では手首を切るような行為を…。
詩音は霧恵がリスカしたのは自分が信じなかったからだ…と思い込み、泣きながら霧恵に懺悔します。
1巻の結末ではまさかの伊島が…。事件の犯人が誰なのかは未だに不明。
詩音の学校でも事件が起こります。霧恵に関しては入院中。
対象者は虐めグループのリーダー格である伊島。下駄箱に入っていたメモ用紙を見て、校舎裏に来た伊島は誰かに首を締められ、体育倉庫でしょうか。霧恵の親友と同じように天井に吊るされた状態が描写されて2巻へと続きます。
漫画「煉獄女子」感想
普通に読んでいると最も怪しいのは瀬尾霧恵ですが、伊島が何者かに襲われている時はまだ病院で入院中のはず。こうなると事件を引き起こしている犯人は霧恵以外と考えることもできます。
もしかしたら霧恵は自分の親友を殺した犯人を追って詩音のいる学校へ入学してきたのかもしれません。
正直、1巻だけでは今後の展開がまったく読めないので次巻に期待!学園系サイコサスペンス漫画は数多くありますが、ミステリー要素もあり非常に面白い一冊となっています。興味があれば是非、読んでみてください☆彡
管理人
霧恵が事件の首謀者っぽい感じですが、個人的に霧恵は犯人でなく追いかける側といった展開を期待したい。このまま霧恵が事件の犯人であれば捻りがないので今後の展開には大きく期待しています。
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