漫画「少女転落」4巻（いじめ）の結末・ネタバレ！カースト上位の妬みが悲劇の始まりだった…

少女転落シリーズ4巻目は『いじめ』をテーマにした内容。スクールカースト上位のグループを恐れてクラスで起こっている虐めに指摘ができない主人公である真緒。

しかし、ある日を境に虐めの対象が真緒に向けられてしまう。

そんな時に励まし、元気をくれる1人の男子。そして虐めに屈せず自由を掴み取ろうとする主人公の直向きな姿が描かれていきます。少女転落シリーズはハッピーエンドで終わることが少ないシリーズですが、今作はまさにハッピーエンド的な結末を迎えてくれており、読者側も最後はスッキリとした読後感に浸ることができます。

クラスからハブられ、孤独や恐怖に打ち勝つ真緒の姿に感動を覚える作品です。

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漫画「少女転落」4巻（いじめ）ってどんな漫画？

クラスで起こっている虐めを傍観することしかできない真緒…。カースト上位層の女子生徒の権力は絶対なのだ。

主人公：真緒のクラスメイトは神、2軍、ふつう、地味、底辺といったわかりやすいスクールカーストの上で成り立っています。真緒はふつうに位置している。このクラスでは底辺に属する浅川が虐めの対象になっており、真緒は虐めに気づきながらもカースト上位の妬み・嫉妬・恨みが怖くて何も言えだせないでいました。

「あたしじゃなくてよかった」
心の声を察知したかのようにクラスの謎男子である逢坂が真緒の隣で呟きます。真緒は一瞬、心を見透かされた…と焦りますが逢坂が誰かに告口をする素振りもないので安心。

そして、授業も終わり、帰宅しようとすると女子人気ナンバーワンの男子から声を掛けられる真緒。共通の話題で盛り上がります。

カースト上位の妬みを買ってしまった…

翌日、カースト上位の女子グループが真緒に詰め寄ってきます。理由は女子人気ナンバーワンの男子と仲良くしていたから。これがキッカケとなり、クラスの虐め対象は浅川から真緒へと移っていきます。

一夜にしてスクールカースト底辺まで落ちる真緒。

ぼっちになった真緒は体育館裏で昼食を取ろうと…すると逢坂が1人でご飯を食べていました。逢坂は真緒の元気を取り戻そうとイタズラしながらも真緒を励ます良いヤツ。

しかし、昼休みに逢坂と二人で食事をしている事がクラスメイト全員に知れ渡ってしまいます。実は真緒の行動を監視していた浅川が写真を取り、バラ撒いていたのです。

漫画「少女転落」4巻（いじめ）結末

カースト上位グループから選択を迫られる真緒。
土下座して上位グループに入れてもらうか…男を取るのか…。逢坂とは恋人関係でもないのにあらぬ疑いをかけられる真緒。否定してもカースト底辺の声は届きません。

クラス中から土下座コールが起こり、逢坂が仲裁に入ろうとすると真緒が抗います。

「仲間になるくらいなら1人の方がマシ！」

真緒の言葉は今までカースト上位グループに怖がっていた女子たちに届きます。以前の虐め対象であった浅川が真緒に謝り、友人たちもカースト上位グループを抜けて真緒に謝罪をします。

その後は『言いたいことは言う』を掲げて今まで通りの穏やかで楽しい学校生活を送っていきます。

おしまい、おしまい。

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