人気作である「ダンボールで育った少女」の新作として登場してきたのが「新・ダンボールで育った少女」といった漫画。著者は真田魔里子先生。新シリーズとなった今作は連載作品としてダンボールで育った少女の半生を描いていきます。第1巻は1話〜5話までが収録。
初めてダンボールで育ったシリーズを読む方は衝撃的な描写や内容の連続に驚きを隠せない漫画となっています。
この作品は電子書籍ストア「まんが王国 」で先行配信されています。誰よりも先に注目の問題作を読みたい方はチェックしてみて下さい。
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漫画「新・ダンボールで育った少女」ってどんな漫画?
自分が産んだ子供を『ブツ』と呼ぶ最低な母親…子供を入れたダンボールを宅急便にてある場所へ送り届ける。
公衆トイレで「せりか」といった10代の母に産み捨てられる子供の物語。闇サイトを運営する研究員に育てられたり、腹黒い児童養護施設の職員に人生の踏み台として使われたり、想像を絶する過酷な状況で生き延びていくダンボールに捨てられた少女の人生が描かれていきます。
捨てられた少女の名前は最初が158番、養護施設に引き取られてからは青山希といった名前になります。
希に絡む大人は今の所、全て自分本位の超腹黒い大人ばかり…。
彼女が成長して社会に出ることが出来るのか…多くの見所がある作品に仕上がっています。内容はダークですが一線を軽々と超えた内容が強烈に印象に残る漫画です。
出て来る大人の胸糞具合が最高レベル…
名前ではなく番号で呼ぶ冷泉。1巻では彼女の壮絶な過去も明らかになる場面もある。
希の最初の育て親になるのが大学の研究員である冷泉あぐり。実は彼女が闇サイトを運営・管理している張本人。彼女は訳あって子供を育てられない母親から子供を引き取り、自宅の研究室で薬を開発。それを海外に販売して巨額の富を得ていました。
材料として送られてきた希がたまたま死なずに生きていたので育ててみることにした冷泉。
しかし、その育て方は常軌を逸した子育てです。
監禁して食事も満足に与えられず、言うことは聞かなければ脅される…といった壮絶な幼少期を過ごしていく希。
冷泉から逃れることのできた希を次に待ち受けるのは児童養護施設です。
施設では倉橋といった女性が希の担当になります。しかし、彼女もまた超腹黒い女性。
メディアの注目の的でもある希をしっかりとした道に導けば自分の評価が上がる。名前が売れることでコメンテーターや作家にステップアップできるかもしれない…そんな理由で自ら希の担当に志願をしていたのだ。
獄中からのプレゼントに命の危険を感じる希…
外に出ても冷泉の影がチラつく希…彼女に本当の幸せが訪れる日は来るのか…。
様々な大人の思惑が絡んだ中で教育を受けていく希。
ある時、メディアでも取り上げられた希を心配して多くの御見舞が施設に届きます。その中の一つに希が見覚えのある人形が…。それは冷泉の自宅にあったボタンを押すとバラバラになる人形。そして凶器を感じる手紙。
希は冷泉からの御見舞品だとすぐに察知。
冷泉から逃げ切り、安心した生活が出来ると思っていましたが…外に出ても冷泉から狙われる状況に恐怖を感じる希。
衝撃の問題作、第1巻はここで次巻へと引き継がれていきます。
漫画「新・ダンボールで育った少女」感想
あらすじに衝撃の問題作と銘打たれた作品。まさにその通り。様々な反響が起こりえそうな漫画となっています。読み切りではなく連載作品となった為、過去作より面白味が増しています。
かなりの胸糞展開は続きますが、突き抜けた内容が逆に新鮮。
ここまで不道徳な内容の漫画となっているので、変に路線を変更せず、このペースでラストまで持って行って欲しい作品。ただ、最後はやっぱり希が幸せになって欲しいと願うばかりです!
管理人
2018年最初の超衝撃的作品。ここまで汚い大人が出てくると逆に清々しさを感じる内容です(笑)
間違いなく何かしらの反響を呼ぶ漫画。人を選ぶ作品となりますが、合うか合わないか…是非、衝撃の1巻を読んで確かめてみて下さい!
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