漫画「青春相関図」感想・ネタバレ!ピエロに扮した5人に悪の復讐劇!

青春相関図

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漫画「青春相関図」は原作:廣瀬俊先生、作画:三宮宏太先生のタッグで描かれる学園ミステリーサスペンス。

朝日高校に通う3年生:七崎青(ななさきあおい)が主人公。平凡な日常を過ごしていると突如、彼女である二階堂春(にかいどうはる)が投身自殺を図る。幸い命に別状はなかったものの、彼女から自分のロッカーにSOSメッセージと受け取れるクラスメイトの人物相関図を見つける。

そこには…
「5人のピエロに殺される…」

彼女の悲痛な叫びが刻まれていた。青が春を自殺に追い込んだピエロたちの真相を暴き、復讐をしていく物語。どんでん返しの連続で犯人に迫っていくストーリーは要注目!

この漫画の評価
面白さ
(4.5)
ミステリー度
(4.5)
サスペンス度
(4.5)
値段
(4.5)
総合評価
(4.5)

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「青春相関図」ってどんな漫画?

5人のピエロを探し当てる為、主人公がクラスメイトを敵に回して奮闘していきます!

平凡な日常から突如、彼女が自殺行為を。しかし、青は彼女からのSOSメッセージを受け取ることに。そこにはクラスメイトのあだ名を記した人物相関図が描かれていた。相関図には彼女である春を虐めていたと受け取れる5人の人物が。

そして「5人のピエロに殺される…」といった悲痛な書き込みがあった。

青は春を投身自殺に追い込んだのは5人のピエロだと確信。クラスメイト全員を敵に回しても5人のピエロを捕まえて、真相を暴き、復讐を決心していきます。

序盤からクラスメイト全員を敵に回す主人公

主人公より的を得た言葉を吐き捨てるクラスメイトがいたりするから面白い(笑)

ある1人の女子生徒の秘密に迫る青。
ここで青のダークな部分が垣間見られますが、場所は放送室。校内放送にて青がクラスメイトの事をボロクソに言っていた事がスピーカーを通してクラスメイトの耳に。

教室に戻ると全員が冷たい視線で青を見て、嫌われてしまうといった前代未聞の展開へ。

ここから主人公対38人のクラスメイトの青にがい青春劇場が描かれていきます。

とにかくクサイ主人公のセリフ…(笑)

なんか臭うぞ…それくらいに主人公の台詞がクサイ…(笑)

この漫画、とにかく主人公の吐くセリフが超臭い。ちょっと鳥肌が立つほど。

悪役になろうとしているんだけど、どこか憎めない性格の主人公は魅力的。同時に誰かにツッコミを入れたり、ディスる時は非常に的を得た発言をしているので意外と面白かったりします。

現高校生で青のようなクサイ台詞を吐く人はいないんじゃないかなぁ〜なんて思いながら楽しませてもらいました。

ピエロ探しが毎回衝撃の展開へ!

唯一の理解者・親友がピエロの悪の手に落ちる場面も…!?

この漫画の本筋である彼女:春を追い詰めたピエロ探しは中々に面白い。まさにどんでん返しの連続で犯人へと迫っていく。現在2巻まで配信されており、二人のピエロの正体が判明。

テンポも良く、読者を裏切る構成にも長けている印象を受けました。

必ずしもピエロ達は結託していない模様でピエロそれぞれの人間ドラマも用意。意外な人物がピエロであったり、春を追い込んだ理由が馬鹿馬鹿しくもあったり(笑)

春が投身自殺するまでに追い込まれた本当の理由や最も悪なピエロは誰なのか…非常に気になる内容となっています。

漫画「青春相関図」感想

青春相関図

一言で言ってしまうと『クセになる漫画』。
粗は多少なりあるが、ストーリーに引き込まれ、ピエロ探しの意外性が衝撃を与えてくれて読むほどに味が出るスルメのような漫画。

後、時折放つ青のクサすぎる台詞やお前の方が歪んでいるだろうといった主人公らしからぬ思想など見所はたくさん。

この手の漫画は胸糞キャラが多いので読む人を選ぶかもしれませんが、ピエロが誰なのか…推理する楽しさや毎度テンポの良い衝撃的な展開が続くので飽きずに楽しめるようになっています。

管理人

物語の進み方が唐突だったりするけどご愛嬌。読み進めていくとクラスメイト全員がピエロじゃないのか…なんて思えてきます。誰がピエロなのが仮面を剥ぎ取るまでわからない極上学園ミステリーサスペンスです。

気になった方はチェックしてみてください。

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